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蛇いじめ(「春日権現験記絵」写)  ヘビイジメ

蛇いじめ(「春日権現験記絵」写)  

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作者名 作者未詳
作者名ヨミ
代表明細・シリーズ名称 蛇いじめ(「春日権現験記絵」写)
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 未詳 ※江戸初期写し、原作は鎌倉後期
西暦
形態 軸装
種別1 絵巻断簡
種別2 肉筆[着色]
種別3
内容1 子ども絵 子ども物語絵 神仏画
内容2 遊戯画 社寺縁起
内容3 蛇いじめ 春日権現験記

追加情報

「春日権現験記絵」は、春日明神(奈良)の霊験あらたなることを伝えるために西園寺公衡が絵所預の高階隆兼に命じて描かせ、奉納したものである。さまざまな霊験譚を集めてあるが、これは神使である蛇をそうとは知らずに子どもたちがいじめる場面で、そのたたりで子どもたちは病気になるが、春日明神に許しを乞い、快癒する。
場面右手中央のヘビを竹竿を持った子がいじめており、後方の子はおこったヘビに驚いて退げようとしている。少し離れて取り囲む4人の子どもは石を投げたり、はやし立てたりしており、中央手前には石を拾う子、左手にはかけつける子がいる。どの子も、表情やポーズが生き生きととらえられている。木々は色付いており、季節は秋である。当時の庶民の子どもたちの遊びの様子(玩具はなく、手近にある竿や棒、板切れ、石を手に、虫や小動物、草花、木の実などで遊んでいた)がよくうかがえる。
絵巻を中心とする日本の絵画には、母とともにすごす子どもの姿がよく登場するが、この場面のように子どものみが描かれ、しかも庶民の遊ぶ姿をテーマにしたものは少なく、子ども文化の貴重な絵画史料である。
・この絵巻の原作は、鎌倉時代後期を代表する絵師高階隆兼であり、この断簡は江戸時代初期に模写されたものである。
・絵巻は絹本着色全20巻で、長く春日明神で所蔵されてきたが、明治維新後に保管倉が荒らされ、難をさけるために皇室に献上され、現在は宮内庁所蔵となっている。
・この絵巻の第5巻には春日明神の加護で富み栄える藤原俊盛邸が描かれており、ここにも寝そべって巻物を読む子どもたちや、池の水鳥に餌をやる子どもが見られる。こちらは貴族の子たちである。

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