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大江山福寿酒盛/大江山福壽酒盛 オオエヤマフクジュサカモリ

大江山福寿酒盛/大江山福壽酒盛 

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作者名 国芳  (歌川 國芳/歌川 国芳)
作者名ヨミ クニヨシ  (ウタガワ クニヨシ)
代表明細・シリーズ名称 大江山福寿酒盛
落款等備考 國芳画
制作者備考 木屋
印章等 名主2 版元
印章注記
時代区分 嘉永5~6年頃
西暦 1852-1853
形態 大判3枚続
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 物語絵
内容2 伝説 英雄豪傑 武者 妖怪 酒呑童子物語
内容3 大江山 四天王 鬼 酒呑童子  岩屋 姫君 青鬼 黒鬼 酒盛

追加情報

「酒呑童子物語」で、童子の御殿にたどり着いた源頼光一行が、酒盛に招かれ、血酒や人肉の酒肴を受けながら、かねて用意の神便鬼毒酒を童子たちに飲ます場面である。
右の上段の間には酒呑童子が脇息にひじをのせて座り、大盃を手にしている。側には美しい姫君をはべらせている。その前では、渡辺綱が黒鬼と踊り、左手には源頼光を囲むように季武・定光(貞光)・金時・保昌が座る。
その背後には青鬼が、画面右手には黒鬼がいる。天上からは岩が下がり、ここが岩屋であることを示している。遠くに山影が見え、暮れかけた空に黒い烏が群れ飛び、不気味な雰囲気である。
絵師の国芳は武者絵が得意で、酒呑童子の作品もいくつか残している。特に童子から鬼に変身する場面(公文蔵)が優れている。この作品はその前段であるが、制作年代は後であり、国芳晩年の作でやや迫力に欠ける。
名主両印と年月印の三印があり、嘉永5年(1852年)から嘉永6年の作品である。

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