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新撰東錦絵佐倉宗吾之話/新撰東錦繪佐倉宗吾之話  シンセンアズマニシキエサクラソウゴノハナシ

新撰東錦絵佐倉宗吾之話/新撰東錦繪佐倉宗吾之話  

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作者名 芳年   (月岡 芳年)
作者名ヨミ ヨシトシ  (ツキオカ ヨシトシ)
代表明細・シリーズ名称 新撰東錦絵
落款等備考 芳年
制作者備考 綱島 亀吉
印章等
印章注記
時代区分 明治18年
西暦 1885
形態 大判2枚続
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 物語絵
内容2 子別れ
内容3 佐倉宗吾 冬 母 子ども(少年) 農家 義民

追加情報

月岡芳年の史話をテーマにした揃物で、23組ある。於富与三郎や宮本武蔵などが登場する。これは、江戸前期下総(千葉)の義民として知られる佐倉惣五郎を歌舞伎「佐倉義民伝」から描いている。
これは「宗吾宅子別れ」の場であり、重税にあえぐ農民のため、江戸に出て直訴を決意した宗吾が、妻子に別れを告げる場面である。父宗吾にすがる二人の子どもと、泣き伏す妻だが、室内は行灯も壁・障子も破れ、農家の貧しさが表現されている。外は雪で、屋根からつららも下がり、今後の厳しさを暗示している。全体に悲壮感あふれる場面を見事に描いている。
領主の重税に対する義民の行動は、江戸時代には描けなかったテーマ。子別れのテーマとしても珍しい。

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