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恩愛撫子合 南京なでしこ  オンアイナデシコアワセ

恩愛撫子合 南京なでしこ  

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作者名 二代 豊国 (二代 歌川 豊國/三代 歌川 豊国)
作者名ヨミ 2ダイ トヨクニ (2ダイ ウタガワ トヨクニ/3ダイ ウタガワ トヨクニ)
代表明細・シリーズ名称 恩愛撫子合
落款等備考 國貞改二代豊國画
制作者備考
印章等 板元
印章注記
時代区分 弘化頃
西暦 1844-1848
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子画 美人画
内容3 母 子ども(幼児) 育児(おんぶ) 撫子

追加情報

(右)
こま絵は「はこ紅なでしこ」、本絵は手拭を手に、背中にわが子をおんぶした母。
子は両手で母にしがみつき、母はふりむいて背の子を見ようとしている。
(左)
こま絵は「南京なでしこ」で、本絵は笛玩具(ぴいぴい)を口にくわえ、わが子を
だっこする母である。子は、その笛を取ろうと手をのばしている。
撫子(なでしこ)にちなんで、母子の愛情あふれる日常生活を描いたシリーズの一つである。
(右)
恩愛撫子合 はこ紅なでしこ
ふた親のひらきてめつる箱紅の
なかにいろよきなてしこの花
八角亭匹歌丸
(左)
恩愛撫子合  南京なでしこ
添竹の背なに 負れて
その中に
さき手幼き   なでしこのはな     宝珠亭 舟唄
国貞が豊国(三代)を名のったのは弘化元年からである。
撫子は、小さくてかわいい花を愛児に擬して名付けたとされる。
平安時代に中国原産のカラナデシコが伝来し、日本在来のものをヤマトナデシコ(大和撫子)と呼んで区別するようになった。ヤマトナデシコにも、カワラナデシコなどさまざまな品種がある。

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