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風流十二月ノ内 葉月  (八月) フウリュウジュウニカゲツノウチ ハヅキ:8ガツ

風流十二月ノ内 葉月  (八月) 

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作者名 国貞 (歌川 国貞/三代 歌川 豊国/香蝶楼 国貞)
作者名ヨミ クニサダ (ウタガワ クニサダ/3ダイ ウタガワ トヨクニ/コウチョウロウ クニサダ)
代表明細・シリーズ名称 風流十二月ノ内
落款等備考 香蝶楼國貞画
制作者備考 森屋冶兵衛
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 天保頃
西暦 1830-1844
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 人物画 風俗画 
内容2 美人画 母子絵 年中行事絵 稽古 こま絵
内容3 子ども(女子) 育児(教育) 三味線 稽古(唄) 季節(八月)月見 ススキ オミナエシ 月見団子 三方 仙女香  キセル 仙女香 タイアップ広告 柿 栗 

追加情報

「風流十二月」のシリーズ名で各月の風物に人物を配した揃物はいくつか見られるが、人物を子どものみにした揃物の代表が石川豊雅の作品であり、この国貞の作品は母子絵で描いた代表作である。画面上部に、各月の風物を描いたこま絵が入れてある。8月15日は月見。仲秋の名月である。
秋にはおけいこ事にも身が入る。母の手ほどきで娘が三味線に合わせて浄瑠璃を習っており、母の手は撥を持つ娘の手に添えられている。語りを書いた刷り物の上にはキセルを重しにのせてある。母の羽織りには見事な青龍が描かれている。二人の前には「美艶仙女香」と書かれた袋が置いてあるが、これは当時売り出し中の化粧品であり、タイアップ広告である。こま絵は、花立てにススキとオミナエシ、三方に柿と栗、その隣りには団子が盛られている。けいこが終われば家族そろって月見の宴だ。
一年十二カ月の風物、行事に母子を配した名品。

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