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浮世四十八癖二篇ウキヨシジュウハチクセニヘン

浮世四十八癖二篇

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作者名 英泉   (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン   (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 浮世四十八癖二篇
落款等備考 渓斎英泉
制作者備考 (山に「サ」)
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文政頃
西暦 1818-1830
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画・こま絵 風俗画
内容2 母子絵 美人画 日常生活
内容3 育児 母と子(幼児) 絵草紙 読書 巾着(蓑亀) 御立障子 見越しの松 黒板屏

追加情報

英泉の「浮世四十八癖」には正篇と二篇があり、この二篇はいわば続篇である。
「髪を気にする癇癪は女のくせ」など、女性のさまざまな「くせ」を題材にしており
これはひたすら主人の来宅を待つ妾のくせを描いている。
こま絵は、見越しの松が植えられ黒板屏に囲まれた二階建の妾宅である。
本絵の母は、その衣装からも豊かな暮らしぶりがうかがえるが、表情は
なにやらうつろである。草双紙を読みながらも、ふと何事か想い浮かべた
ようだ。母の心を子は知らずで、元気よく膝にかけ上り、ほほに顔を寄せて
いる。その腰には、蓑亀を型どった見事な巾着がつけてあり、中にはお守り
と迷子札が入っているはずだ。背後には御立障子が見られる。
英泉は遊里の妖艶な美女を得意とした。本図は妾宅の母子であるが、母子の情感を
見事に描いており、また草双紙や巾着の好まれた様子もよくうかがえる。
本と子供で
日を暮らす 妾宅の
くせ

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