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雪月花 月 縁日セツゲッカ ツキ エンニチ

雪月花 月 縁日

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作者名 周延    (楊洲 周延)
作者名ヨミ チカノブ   (ヨウシュウ チカノブ)
代表明細・シリーズ名称 雪月花
落款等備考 楊洲周延
制作者備考 松木平吉
印章等
印章注記
時代区分 明治32年
西暦 1899
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子絵 美人画
内容3 母と子(少女) 縁日 植木市 御高視頭巾 ショール 提燈

追加情報

雪と月と花にちなんだ題材の揃物で、「雪月花」は風景画、人物画、花鳥画でよく使われた。周延は、美人画に仕立てているが、明治30年代の風俗がよく描かれている。公文では、月1点、雪2点しか持っていないが、雪月花各3点か4点、計9点か12点の揃いであったと思われる。
「月 縁日」とあり、月の昇り始めた夕刻の縁日を背景に、御高視頭巾をかぶり、ショールをまとった美人が描れている。左は、お付の娘で、足元を照らすため提灯のろうそくに火を点そうとしている。右後方には、植木鉢を持ち帰る女性があり、植木市の背後に屋並みがシルエットで浮かんでいる。日の暮れるのも早い年末の縁日の情景が見事に描写されている。この美人が植木鉢を持っていないのは、植木職人に配達をたのんだのだろう。
明治30年代の美人風俗画であるが、母子絵が多く、当時の母子の姿がうかがえる。
「幼稚苑」と同じ、楊洲週延の作品。

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