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当世子宝十景 高縄の月見/當世子寶十景 高縄の月見 トウセイコダカラジュッケイ タカナワノツキミ

当世子宝十景 高縄の月見/當世子寶十景 高縄の月見 

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作者名 英泉    (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン   (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 当世子宝十景
落款等備考 渓斎英泉画
制作者備考 和泉屋権四郎(泉市)
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文政頃
西暦 1818-1830
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子絵 美人画 こま絵(名所)
内容3 育児(昼寝) 母 子ども(幼児) 子育て 季節(夏) うちわ 高輪 二十六夜待 おしゃぶり 巾着

追加情報

「当世子宝十景」とシリーズ名がついており、子宝としてのわが子と母の姿を描いた
揃物である。「十景」とあるように、こま絵は江戸周辺の風景画であるが、本絵との
関連はあまり見られない。この作品では、母の愛情こまやかな育児ぶりと、高縄
(高輪)の高台から眺める二十六夜待の月見を組み合わせてある。
こま絵は高縄(現在の港区高輪)から眺めた月の出寸前の東京湾品川あたりで
岸辺には人家が並び、海には帆船が繋がれている。高縄は東京湾に臨む勝景地で
月見の名所でもあった。本絵は、ござの上で昼寝する幼子に団扇で風を送る浴衣の
母である。子の腹には、母の昼夜帯をかけて寝冷えを防ぎ、枕元にはおしゃぶりと
舟型の玩具が置いてある。さらに、赤いひだで縁どりした円形の巾着も見え、中央に
黄色い迷子札と青い房飾りがつけてある。子どもが一家の宝物として大切に育てられ
ていた様子がよくうかがえる夏の午後の情景である。
シリーズ名に「子宝」をつけた作品の一つで、子宝として子どもの姿がよく描かれている。
公文では同じシリーズで「当世子宝十景 富ヶ岡の山里」を所蔵。
高輪の月見とは「二十六夜待」のことで、7月26日の月の出は光が三つに分かれた後に
瞬時に一つになるとされ、これは弥陀三尊の出現であり、拝むと幸運を得るとされた。
この二十六夜待の名所の一つが高輪であった。

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