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山姥と金太郎ヤマウバトキンタロウ

山姥と金太郎

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作者名 歌麿   (喜多川 哥麿/喜多川 歌麿)
作者名ヨミ ウタマロ   (キタガワ ウタマロ)
代表明細・シリーズ名称 山姥と金太郎
落款等備考 哥麿筆
制作者備考 村田屋治郎兵衛
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 寛政~享和頃
西暦 1789-1804
形態 長大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども物語
内容2 金太郎絵 母子絵
内容3 金太郎 山姥 母と子 栗

追加情報

泰平が続き、家の継続にとって子は大切な宝とされるようになった江戸時代、丈夫で元気な金太郎の姿は、子どもの理想像として浮世絵にも数多く描かれた。伝説にもとづく物語絵であるが、その画像は、二種あり一つは足柄山で動物たちと元気に遊ぶ子ども絵で、もう一つは山姥に育てられる母子絵である。本品は、金太郎の母子絵を数多く手がけた歌麿の代表作である。なお、山姥と金太郎の母子絵は寛政後期に遊女などの美人画が禁止された時期に多く描かれ、規制を逃れて女の色気を表現するためともされるが、歌麿は母子の愛情を見事に表現している。
美しい山姥(母)にすがりつく金太郎である。金太郎はお決まりの赤い体に腹掛け姿であり、頭髪は伸ばし始めており、中剃りをしている。数えの三歳すぎである。山姥は若く美しいが、蓬髪で乳房を露出しており、金太郎は授乳をねだっている目付きだ。母の着物は、肩や腰回りに山姥の特徴とされる木の葉文様を配してある。手には栗を持っており、いが栗から赤い実がのぞく様子を性的表現と見る人もいるが、かちぐりは、古来勝ちに通じる縁起物でもあった。
歌麿は本来老婆とされる山姥を近松門左衛門「嫗山姥」にならって、若く美しい母の姿で描いた先駆者である。数多くの母性愛あふれる山姥と金太郎の作品を残している。本品はその中でも最高傑作とされる。
この作品はアダチ版画で復刻されており、その際の主版(墨版)から、各色版を摺り重ねて完成まで、摺りの過程を特別に誹え、公文で所持している。

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