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リードル英語雙録  リードルエイゴスゴロク

リードル英語雙録  

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作者名 探景   (井上 探景)
作者名ヨミ タンケイ  (イノウエ タンケイ)
代表明細・シリーズ名称 リードル英語雙録
落款等備考 探景画
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 明治20年
西暦 1887
形態 大判4枚+題雙貼
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3 ゲーム
内容1 絵双六 おもちゃ絵 
内容2 学びとけいこ ゲーム絵 教育双六 英語双六
内容3 双六 英語 英単語 卒業式 先生 生徒 日ノ丸

追加情報

明治20年になると英語熱が高まり、英単語の双六が登場する。
題名のリードルはリーダー(読本)を指すと思われる。
右下の枡目に「振出シ」とあり、(1)の数字もつけてある。さらに鉢と盆の絵に
「Dish ティシュ 鉢なり」「Savers サウサアーとは盆なり」とある。後者は
見出しとも違うし、綴りもSalverのlが抜けている。双六としては単純で
各枡目に番号を付けており、左下の(三十二)AXの次が「上り」となる。
三十二の枡目に、二つずつ単語を入れてあり、アルファベット26文字を
織り込もうとしている。しかし、OXの重複や綴りのミスもある。
「上り」は貴題の紳士、淑女が列席しての卒業式である。

袋:文明開化の母と子を見事に描いている。椅子に座った母は紺地花柄の洋服に花飾りのついた
  帽子、ピンクのネッカチーフで、英語の入門書を開いている。そばの姉弟も、帽子にネッカチー 
  フを着て、当時のトップモードである。姉は手にバンドネオンを持っている。英語を学ぶ貴題の家
  族を描いているが文明開化の風俗画としても、探景ならではの力作である。
リードル関係 リードルおしえぐさ 2枚組 685
明治20年代には文明開化による英語熱が庶民にまで広がったことを示す作品である。
また、文部省「単語図」(掛図)の英語版ともいえる。

袋:文明開化による英語熱の高まりとともに、当時の貴題の子女ファッションを見事に描いている。
  探景の開化人物画としても優れている。
AX OX Jug jay Bat bird Apple ant 「リードル英語双六上り」
pear Pink Yoke yew Doll drum Cow Cat
Lark Lumh kite key Fan fish Elk egg
Nest net lnk-Stand inbex Hat har Girl goat
Ox owl Man moon APE tree Ox owL
Rose rat Quill quail snow duck drum silk
Top trap stag ship wolf wap hill waer(water)
Vane vine Umbrella urn box bread dish tup
(中城正堯氏翻刻)
遊び方「回り双六」
・絵師の井上探景は、当時の代表的絵師の一人。
・リードルと名付けられた英語双六には「ウィルソン氏リードル双伍呂久」
(岡本信関、岡本光訳、一名英学単語独案内、吟光画、明治22年)があり
双六としては時計回りで、ABCの順に中央の「上り」に至る形式で
より整っている。ただ、単語も絵も本品そっくりまねている。
枡目は26(A~Z)。この他「スペルリードル勉強双六」(明治19年、月耕画)もある。
・双六以外の錦絵で「リードルおしえぐさ」(昇斎一景、明治5年、公文蔵)があり
リードルと付いた英語錦絵の最初期の作品と思われる。

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