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教訓婦人操雙録キョウクンフジンソウスゴロク

教訓婦人操雙録

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作者名 作者未詳
作者名ヨミ
代表明細・シリーズ名称 教訓婦人操双録
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 明治30年頃
西暦 1897
形態 大判
種別1 木版浮世絵 近代版画
種別2 錦絵 木版画
種別3 ゲーム
内容1 おもちゃ絵 絵双六
内容2 ゲーム絵 教訓双六 婦人出世双六
内容3 双六 教育 教訓 女子 結婚 宮参り 行事

追加情報

嫁入りまでに上流家庭の女子が身につけるべき勉強、礼儀、作法、技芸などをまとめたもので、婦人用の教訓双六であり、出世双六でもある。同じテーマで明治31年に「女子家庭双六」が枚金之助板ででており、「上り」が白無垢の婚礼など、内容、絵の色調とも共通点が多い。題簽を貼り足してある点も同じで、同一絵師、版元と思われる。
「ふりだし」は宮参りであり、祖母が赤ん坊を抱き、千歳飴を持った小僧や犬張り子を肩にした女中を連れている。女の子も幼稚園、小学校と進み、勉強、裁縫に取り組み、遊歩(散歩)や避暑を楽しみながら、琴、生花、茶の免状を受け、礼儀作法も習得する。「上り」は節操を守ってめでたく婚礼を迎えた白無垢姿の花嫁である。全て和服姿であるが、こうもり傘や革靴も見られ、明治を感じさせる。絵双六としての特色は、上部に別摺りの題簽を貼り付けてあることだ。
明治30年頃の上流家庭女子の身につけるべきこと、あるべき姿がうかがえる。
上り
婚礼  茶の湯  生花
行き違いの礼  免状  弾琴  ふすまの開閉
裁縫  勉強  小学校  幼稚園
避暑  遊歩  宮参り  ふりだし
遊び方「飛び双六」

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