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稽古出情振分双六  ケイコシュッセイ フリワケ スゴロク

稽古出情振分双六  

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作者名 広重   (歌川 廣重/歌川 広重)
作者名ヨミ ヒロシゲ   (ウタガワ ヒロシゲ)
代表明細・シリーズ名称 稽古出情振分双六
落款等備考 廣重画
制作者備考 伊場屋仙三郎
印章等 名主単印(天保14年~弘化4年)
印章注記
時代区分 天保~弘化頃
西暦 1830-1848
形態 大判4枚貼(又は間判9枚貼)
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3 ゲーム
内容1 絵双六 おもちゃ絵
内容2 けいこ事双六 ゲーム絵
内容3 双六 稽古 道具 「手習子」=踊りの演目 音曲 踊り おさらい会 音曲師匠 演目

追加情報

「稽古出情振分双六」とあり、三味線を中心とする音曲と踊りの演目を順次、けいこに励み
「おさらい」の発表会を迎える。出情とは出精のことであり、精を出してけいこに励み、多くの
演目をマスターすることをテーマにしている。
「ふりだし」は三味線を持つお師匠さんで、箱形の見台には浄瑠璃本が置かれ、その前に一本
壁に三本の三味線がある。右の壁には名札掛けがあり、そこに一~六まで、飛び双六の行き先が
書いてある。「一かむろ、二水うり、三山かへり、四かつほ売、五白さけ、六げんだ」とある。一、五が出ると左回り、三だと二段目左回り、二、六だと右回り、四だと二段目右回りで回り双六となる。
一段目の左右が「上り」まで来ると、ここで飛び先の指示があり二段目へ進む。二段目は
左右それぞれに三段目に回り込み、「上り」の下の「嘉例(礼)の寿」ないし「梅のはる」に至ると
また飛び双六で「上り」ないし戻る先が決まる。「上り」は、仲間や家族の前での「おさらい」発表会で二人が三味線を弾き、二人が見台の前で浄瑠璃を語っている。
女子のけいこ事の中心である音曲、踊りの演目がよく分り貴重である。
広重は、寺子屋の学習内容同様に、女子のけいこ事もよく調査して双六化している。
遊び方「飛び回り双六」
基本的には回り双六だが、一段目の最後の枡目(左右二つ)と、三段目の最後の枡目は
飛び双六になっている。また振出しが、一段目の左右、二段目の左右に飛ぶのも
珍らしい趣向である。一段目は、枡目上部の藍の文様を左右で変え、区別している。

絵師は広重であり、「ふりだし」の女師匠、「上り」の子どもたちとも表情豊かに描いている。
枡目の道具類も簡素ながら見事なタッチで表現されている。この頃(天保末から弘化期)
広重は、絵双六を数多く手かげており、「有楽道中寿古緑」「おさな遊び正月双六」
「春興手習出精双六」「手ならい出情双六」「娘諸芸出世双六」に本品を加え
公文蔵だけでも6点となる。子どもや寺子屋をテーマにした作品が多いのも特色である。

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