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月尽面白寿語禄/ 月盡面白壽語禄 ツキヅ゛クシオモシロスゴロク 

月尽面白寿語禄/ 月盡面白壽語禄 

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作者名 芳幾   (一蕙斎 芳幾/歌川 芳幾)
作者名ヨミ ヨシイク  (イッケイサイ ヨシイク/ウタガワ ヨシイク)
代表明細・シリーズ名称 月尽面白寿語禄
落款等備考 一蕙斎芳幾画
制作者備考 辻岡屋文助
印章等 年月改
印章注記
時代区分 安政6年6月
西暦 1859
形態
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 絵双六
内容2 ゲーム絵 風俗画
内容3 言葉遊び 月づくし 双六

追加情報

月尽くしとあるように、末尾ぶ「つき」のつく言葉を集めた言葉遊びである。「月」だけでなく「付き」「突き」「搗き」「杯」まである。また、選ばれた「つき」のつく言葉、場面は庶民のの風俗を示しており、風俗絵でもある。
振り出しは、正月の「羽根つき」」であり、上りは「まん月」を眺める殿様と奥方である。子どもが登場するのは「羽根つき」「ほうずき」「くっつき」「だきつき」「さつき」「ぶらつき」「おいつき」「まりつき」「かみつき」である。「くっつき」は鳥もちを竿につけて獲物をねらっているのだろう。(絵が小さく判読困難)「さつき」は菖蒲打ち、「かみつき」は犬のけんかをながめる子どもで、他は画面に見られる通りだ。
寺子屋の発達により庶民に読み書きが普及すると、このようなユーモアたっぷりの「言葉遊び」双六も登場した。漢字や語彙を習得してはじめて楽しめるゲームである。
ち"ゃれつき、ほうずき、すいつき、おもいつき、おつき、かんがつき、ぼうつき、
くっつき、ざつき、うそつき、だきつき、ぬらつき、つえつき、もちつき、ねんしつき、さつき、ぶらつき、きつねつき、ありつき、おいつき、きがつき、上り まんげつ、やみつき、ちょくがつき、ふなつき、おきゃくつき、ごろつき、きょくつき、しょうふだつき、とびつき、はねつき、ふりだし
おちつき、えんづき、まりつき、まごつき、うみつき、ねつき、みかづき、うづき、ぢさんつき、かみつき、かんづき、つえつき、かなぼうつき、あさつき、たかつき、のどつき、はりこのつき、ごたつき、かねつき、さかづき、いてつき(中城正堯氏翻刻)

遊び方、「飛び双六」

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公文と子ども浮世絵

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