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新板主従心得寿語禄/新板主従心得壽語禄シンパンシュジュウココロエスゴロク

新板主従心得寿語禄/新板主従心得壽語禄

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作者名 芳藤   (鵬斎 芳藤/歌川 芳藤)
作者名ヨミ ヨシフジ   (ホウサイ ヨシフジ/ウタガワ ヨシフジ)
代表明細・シリーズ名称 新板 主従心得寿語禄
落款等備考 鵬斎芳藤画
制作者備考 辻岡屋文助
印章等
印章注記
時代区分 嘉永5年
西暦 1852
形態 大判4枚貼
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 おもちゃ絵  絵双六
内容2 ゲーム絵 教訓双六 出世双六
内容3 双六 道徳(主従) 奉公人双六 商人の種類 行商人 露天 誘惑

追加情報

商家に奉公した丁稚;小僧が酒や女におぼれず、きちんと主人に仕え、仕事にはげむと出世、幸せになるという教訓双六である。出世双六の要素も持つ。しかし、教訓性だけでなく、当時のさまざまな商売や、奉公制度、さらに誘惑なども読み取ることができる。題名には「主従心得」とあるが、主従関係ではなく、むしろ奉公人心得である。
「ふり出し」は、上方の本店で採用され、江戸に連れてこられた元服前の丁稚・小僧である。「上り」は幸福と財産に恵まれた長者の座敷で、きらびやかな衣裳の役者がめでたい寸劇を演じている。その右は「出見店」で支店をまかされ、左は「隠居番頭」でいわば定年後も独立や引退をせずに番頭を続ける、幸せ者である。途中の枡目から、まず奉公人の制度に関するものでは「初宿下」が初めての休暇で親元に帰ること、「中登」が期休暇で上方へもどることである。かわった商売では、「紙屑買」「古傘買」はリサイクル業、「引物紙屋」は引き出物を扱い、「竹馬」は竹かごに商品を入れて天秤がかつぐ行商人。奉公人の行状では「今までの尻が割れ」は「今までの悪事が露見する」であり、その悪事も女性が「狐より沢山ばかし」とあるように、女性問題が中心だ。江戸時代、奉公人は京都、近江、伊勢など上方の本店で採用され、江戸の店での独身生活が長かったので、当然のことであろう。出世直前の上から二段目には「色」と大きく書き「人は皆色に迷うて身のはたん」とある。
江戸には各地から若い奉公人が集まってきた。これら奉公人のための教訓双六であり、店主が年末に買い与えたであろうか。
隠居番頭 上り 福徳長者初春の茶番 出見世
古着屋 此世の鬼 つとめあげたごほうび 人は皆色に迷ふて身をはたむ 番頭 札指
酒と云悪鬼 こわくない鬼 美人も伎 中登 酒問屋 番頭別宅
竹馬 呉服店 わびこと 中宿 道つれ 紙問屋
小間物屋 ばかされる人 筆ねより沢山ばかし しくじり 出ばん □□入(□づかい)
い□ふなつつめがさめ 古□買 いままでのしりがわれ 売薬 だんごや 引物紙屋
かけおち 初宿下 紙屑買  ふり出し
遊び方「飛び双六」
絵師は、幕末明治におもちゃ絵の傑作を残し「おもちゃ芳藤」と呼ばれた歌川芳藤である。

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