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広重戯画  寺子屋遊び        ヒロシゲギガ  テラコヤアソビ    

広重戯画  寺子屋遊び        

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作者名 広重  (歌川 廣重)
作者名ヨミ ヒロシゲ (ウタガワ ヒロシゲ)
代表明細・シリーズ名称 広重戯画
落款等備考 廣重戯画
制作者備考
印章等 版元
印章注記
時代区分 天保後期
西暦 1839-1844
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 戯画
内容2 遊戯画
内容3 いたずら おばけ 寺子屋 師匠 落書き 折手本 天神机

追加情報

広重は軽妙洒脱な筆づかいの戯画を残しているが、これは子どもが登場する数少ない作品の一つである。寺子屋で師匠をおどろかす寺子だが、いねむりをする番頭の顔にいたずらをする小僧の絵と、二丁掛で刷られたものである。ともに大人にいたずらをする子どもをユーモラスに描いており、子どもたちに人気が高い作品である。
寺子屋の部屋の片すみに積み上げられた天神机の上に立つ寺子が、折り手本を白い死装束のようにかぶって「お化けだぞう」とおどし、師匠はびっくりして腰を抜かしている。手習帳の表紙にも化物のような顔を描いて竿につるしてある。天神机の後ろにも、小さい仲間がいて楽しんでいる。奥の部屋には師匠の机があり、筆立が見える。寺子屋では学習が終わると子どもたちは自分で机を部屋の隅や廊下に片づけて帰り、翌朝自分たちで机を並べた。教室は師匠の居室でもあった。
寺子屋にはこわい雷師匠もいたが、子どもの遊び相手やいたずら相手になるやさしい師匠もいたようだ。寺子屋での手習絵には、いたずらや遊びに夢中の子どもがよく描かれており、師弟関係の一端を伝えている。

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