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戯童十二気候 四月ギドウジュウニキコウ ウヅキ/4ガツ

戯童十二気候 四月

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作者名 清長   (鳥居 清長)
作者名ヨミ キヨナガ   (トリイ キヨナガ)
代表明細・シリーズ名称 戯童十二気候
落款等備考 清長画
制作者備考 西村屋与八
印章等 版元
印章注記
時代区分 天明頃
西暦 1781-1789
形態
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 年中行事絵 遊戯画
内容3 子ども(少年) 灌仏会 甘茶 福良雀 肩揚 四月

追加情報

12カ月各月の風俗、行事とともに、子ども遊びを描いた清長の揃物。これは4月で灌仏会を楽しむ子どもたちがテーマである。他に正月凧揚げ、初午稲荷詣、走馬燈、鬼ごっこ、芝居遊び、雪達磨などが知られている。
釈迦の誕生日とされる4月8日は灌仏会。子どもたちは早起きして、甘茶をもらうのを楽しみに、寺院に参詣する。絵は町内の小さな寺院のようで、縁側に壷を置き、釈迦像を安置、筒素な花御堂の屋根にはカキツバタが飾ってある。中央に立つ子どもがひしゃくで甘茶を注ぎ、左の子どもが杯を差し出している。手前の子どもは福良雀文様の着物、どの子の着物にも成長にしたがって裄を調整する肩揚の縫い目がきちんと描かれている。
・清長は八頭身美人を描いたことで知られるが、子ども絵のシリーズでもいくつか手掛けており、「幼童云此奴和日本」などがある。
・画面左すみに「林忠」の丸い朱印がある。これは明治期に浮世絵をヨーロッパに紹介したことで知られる林忠正の旧蔵品であることを示す。

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