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正一位三囲稲荷大明神  ショウイチイミメグリイナリダイミョウジン

正一位三囲稲荷大明神  

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作者名 春章    (勝川 春章)
作者名ヨミ シュンショウ  (カツカワ シュンショウ)
代表明細・シリーズ名称 正一位三囲稲荷大明神
落款等備考 春章画
制作者備考 伏見屋善六
印章等 版元
印章注記 右下朱印
時代区分 天明頃
西暦 1781-1789
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 風俗画
内容2 年中行事絵 遊戯画
内容3 子ども(少年) 初午 (三囲)稲荷

追加情報

稲荷神社の初午祭りで遊び戯れる子どもの姿を描いた風俗画である。春章は春信の次の時代の代表的浮世絵師で、役者絵や肉筆美人画で知られる。その春信が子どもをテーマとする絵も手がけていたことを示す貴重な作品であり、天明期の初午風俗を表現した作品としても貴重。
二月最初の午の日を初午といい、稲荷神社の子どもの祭りとしてにぎわった。画面背後には高い土手が伸びており、ここは隅田川沿いの三囲稲荷である。鳥居をくぐる子どもたちは「正一位三囲稲荷大明神」の幟、三枡文の扇子、それに白狐をかかげている。「正一位の位は寺社奉行に金を出して買ったもの」と鈴木棠三は述べている。稲荷神社の神使である狐だが、この狐は口に福徳の象徴である鍵をくわえている。子どもたちはこうして町内をねり歩き、銭や菓子をもらって楽しんだ。はだしの子どもも多い。
春章は春信の次の時代の代表的浮世絵師で、役者絵や肉筆美人画で知られる。その春信が子どもをテーマとする絵も手がけていたことを示す貴重な作品であり、天明期の初午風俗を表現した作品としても貴重。

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公文と子ども浮世絵

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