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職人の子ども 組頭之子
ショクニンノコドモ クミガシラノコ
作者名
国周 (豊春楼 國周/豊原 国周)
作者名ヨミ
クニチカ (トヨハルロウ クニチカ/トヨハラ クニチカ)
代表明細・シリーズ名称
職人の子ども
落款等備考
應儒 國周
制作者備考
福田熊次郎(具足屋)
印章等
板元
印章注記
時代区分
明治30年
西暦
1897
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 風俗画
内容2
日常生活 横判
内容3
子ども(男子 幼児) 真似(男性) 組頭 纏 梯子
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
シリーズ名が「職人の子ども」と付けられているが、画中には記載がなく、仮のシリーズ名である。さまざまな職種の庶民の子どもが描かれているが、特に親の職業と関係ない子ども風俗もある。
「組頭之子」とあり、消防署の組頭の子どもである。向う鉢巻の子どもは、「一番組頭」の法破を着て、手に玩具のまといをかざしている。そばには梯子も置いてある。江戸時代にはいろは47組の町火消が、一番組から十番組に分けられていたが、明治になって消防署となり、6分署40組になった。子どもに組頭の格好をさせており、いわば子ども組頭である。
明治30年頃の子ども風俗(日常生活、遊びなど)がうかがえる。
豊原国周(天保6~明治33年)豊原周信、歌川国貞の門人で、役者大首絵や美人画を得意とした。門人に楊洲周延がいる。
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