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風流十二月 五月 〔復刻〕  フウリュウジュウニツキ ゴガツ

風流十二月 五月 〔復刻〕  

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作者名 豊雅    (石川 豊雅)
作者名ヨミ トヨマサ   (イシカワ トヨマサ)
代表明細・シリーズ名称 風流子供遊十二月
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 大正 ※オリジナルは明和頃
西暦 1912-1926
形態 画帖
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画 年中行事絵
内容3 12ヶ月 芝居 曽我物語 ツケを打つ 面明かり 芝居ごっこ 端午の節供

追加情報

五月は端午の節供、子どもたちは芝居ごっこ「曽我物語」。
手前の芝居ごっこは「曽我物語」の草摺曳の場で、朝比奈が曽我五郎の鎧の草摺を引いて争いしてならないよう止める場面。右の朝比奈は鶴丸文の着物を着ており、左の蝶の衣装が曽我五郎だ。歌舞伎では雨表の衣装の文様から、顔の隈取りまで決まっており、江戸の人々には誰のどの場面かすぐ分かった。後方の右の子は両手に圻(キ)を持ち、踏み台に打ち付けて、場面を盛り上げている。これをツケを打つという。左の子は、棒の先にろうそくを灯して差し出しているが、これは面明かりといい、役者の顔の照明である。5月28日が曽我兄弟の命日で、正月からこの頃めで曽我物を演じることが分かった。縁側で見物する子の背後には、端午の節供の五月幟が見えており、男の節供らしいごっこ遊びである。ツケを打ったり面明かりを用いたり、演出もこっている。

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公文と子ども浮世絵

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