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幼稚遊びふねの諠争オサナアソビフネノセンソウ

幼稚遊びふねの諠争

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作者名 小国政
作者名ヨミ コクニマサ
代表明細・シリーズ名称 幼稚遊びふねの諠争
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 明治27年
西暦 1894
形態 大判3枚続
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 時事見立絵 遊戯画
内容3 日清戦争 らっぱ手 おもちゃの軍艦 春駒 旭日旗 

追加情報

明治27年の日清戦争開戦は、まず日本海軍の清国艦隊攻撃で始まり、海陸とも日本軍の勝利が続いた。そのような戦況を反映した「日清戦争子ども遊び図」である。富国強兵への歩みを象徴する絵でもある。
「諠争」は「諠譁(けんか)」と同じ意味。
中央で水平服の子が清国を示す弁髪の子の帆船を踏みつぶしている。右側ではおもちゃの軍艦を引く水平姿の子どもがおり、左には洋装の女子がけんかを止めるようなポーズをしている。背後にはラッパ手を先頭に旭日旗をかかげた陸軍が行進しており、中央には春駒にまたがった将校がいる。
日清戦争当時の戦意高揚を意図した子ども絵であり、海軍の様子を中心に示している。
小国政は梅堂小国政で、三代歌川国貞の長男、明治20年代から明治末にかけて風俗画や日清、日露の戦争画を数多く手がけた。

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