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四季の詠おさな遊 六月富士詣の夕立シキノナガメオサナアソビ ロクガツフジモウデノユウダチ ナツマツリ

四季の詠おさな遊 六月富士詣の夕立

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作者名 英泉  (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン  (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 四季の詠おさな遊
落款等備考 渓斎英泉画
制作者備考 蔦屋 吉蔵
印章等 版元
印章注記
時代区分 天保頃
西暦 1830-1844
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画
内容3 (まわり灯籠) 季節(夏) 夕立 おもちゃ みこし 富士山 花火 富士詣 雨具 狐の嫁入り

追加情報

四季折々に風景を扇面のこま絵におさめ、その季節に即した子どもの遊びや楽しみを描いた揃物である。
こま絵には「富士詣の夕立」とあり、富士山を背に夕立の中で傘を広げた人、みのをつけた人、菅笠をかぶった人などが足ばやに行く。富士詣は明日の富士の山開きの日に、富士浅間宮だけでなく、江戸市中の富士浅間を祭る神社でも行われ、にぎわった。6月は猛暑のなか、天王祭・山王祭などの夏祭りのシーズンであった。画面手前には、回り灯篭とおもちゃの御興がある。回り灯篭の外側には神社の赤い鳥居と夕焼け雲、そして雨が描かれ内側の回転筒からは武者姿の狐の行列が影絵で現れ、次々と鳥居をくぐる仕掛けだ。後ろの娘が手に持つのは花火で恐ろしい赤や青の人面があるのは、庭に立てて、点火すると花火を散らしながら円盤が回転する。
子どものみ描いた子ども絵であり、それも四季の日常の遊びが描かれており、英泉による子ども絵を代表する揃物。
・日が照っているのに雨の降ることを「狐の嫁入り」という。この夕立はそのような降り方であり、狐の行列も絵では刀を差した武者姿だが、嫁入り行列の一行と解釈したがよいかもしれない

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