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源氏双六  ゲンジスゴロク

源氏双六  

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作者名 作者未詳
作者名ヨミ
代表明細・シリーズ名称 源氏双六
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 未詳 ※江戸中期 18世紀後半
西暦
形態 大奉書2枚貼(継)又は大判4枚貼
種別1 木版浮世絵
種別2 [錦絵]
種別3
内容1 絵双六
内容2 遊び ゲーム絵 文芸双六
内容3 双六 源氏物語 光源氏 六条御息所 女三の宮 紫の上 朧月夜内侍

追加情報

「源氏物語」をテーマにした絵双六で、全五十四帖の巻名を中心に
物語に登場する人物、事項も含めて伴作してある。絵双六といっても
文字中心であることや、画面全体の構成、専用の采の使用などから
初期双六であり「源氏物語」の双六としては最も古いタイプと思われ
貴重である。
画面下段2段目・3段目の中央部に「源氏物語」の作者名「紫式部」とありここが振り出しである。最上段の御簾の下、中央に「光源氏」が描かれ「上り」となっている。左右には、右から六条御息所、女三の宮、紫の上朧月夜内侍が描かれている。この最上段以外は全て文字である。采も数字でなく、六面に「ひ・か・る・け・む・し」(光源氏)と書かれたものを使用する。「振り出し」には、この六文字が記されており、「ひ」なら桐壷「し」なら橋姫に進む、飛び双六である。各枡目の中央に名称が書いてあるが、巻名を用いた上部54枡には・印をつけてあり、それ以外には▲をつけてある。各枡には、次の飛び先が2~4カ所記してある。最上段の光源氏とはさんで右の女三の宮で「サ」が出れば光源氏で上り「ろ」なら柏木まで大きくもどる。左の紫の上では「む」で上り、「し」だと上段右端の六条御息所である。采の目が数字でなく、文字で示される例は初期双六に見られ「浄土双六」では「南・無・阿・弥・陀・仏」が使われている。
・源氏と題名のつく絵双六は数多くあるが、幕末には「源氏物語」でなく「偐紫田舎源氏」を題載にしたものが多い。
・遊び方は「飛び双六」、采には六文字の専用品を用いている。
浮世絵多色摺の絵双六としては、最も初期に属し、18世紀後半のものと思われる。
これまで絵双六作品集、展覧会でも公開されたことがない未紹介作品。
「源氏物語」の初期双六として貴重。公文所蔵絵双六としても、最初期の一つ。
源氏物語の庶民への普及ぶりをうかがうこともできる。
このプリントでは翻刻不可
最上段は、右から六条御息所、女三の宮、光源氏、紫の上、朧月夜内侍。
二段目は、右から桐壷、はは木々、うつ蝉、夕顔と順次巻名が54枡まで続く。

(中城正堯氏翻刻)

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