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当世子宝十景 富ケ岡のふじ トウセイコダカラジッケイ トミガオカノフジ

当世子宝十景 富ケ岡のふじ 

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作者名 英泉   (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン   (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 当世子宝十景
落款等備考 渓斎英泉
制作者備考 泉市
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文政頃
西暦 1818-1830
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子絵
内容3 子育て 母と子(幼児) 悪戯 金魚 読書 富士(コマ絵) 水盤 草双紙 腹掛け

追加情報

「当世子宝十景」の題で母の子宝への愛育ぶりを描いたシリーズだが、これは様子が少し違い、母は草双紙を読むのに夢中で、子どもは金魚にいたずらをしていて水盤をひっくりかえしている。こま絵は深川富ケ岡から見た富士山である。
母は草双紙を読むのに夢中であり、手に上巻を持ち、そばに中巻、下巻を重ねて置いてある。子どもは水盤の金魚にいたずらをするうちにひっくり返してしまい、金魚も飾りの小鳥も水とともに流れ出ているが、子どもはくったくのない表情だ。子どもは腹掛けをしただけだが、腹掛けは中国から江戸時代に伝わり、子どもの夏着として重宝された。こま絵は、当時深川からもよく富士を眺めることができたことを示している。
「子宝」をテーマとする揃物の一つで「当世子宝十景 高縄の月見」と同じシリーズである。子宝の日常生活がよくとらえられており、これは金魚鉢(水盤)をひっくりかえしたところである。庶民向けの通俗的な草双紙の隆盛ぶりもうかがえる。
金魚は中国では有福の象徴であり、読書に夢中のあまり子どもが金魚を逃がしたのは、富が逃げていくのを暗示し、注意を呼びかけているのかもしれない。

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