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やつし七福神 布袋 ヤツシシチフクジン ホテイ

やつし七福神 布袋 

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作者名 湖龍斎  (礒田 湖龍斎)
作者名ヨミ コリュウサイ  (イソダ コリュウサイ)
代表明細・シリーズ名称 やつし七福神
落款等備考 湖龍斎画
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 明和8年
西暦 1771
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 母子絵 姉と弟妹
内容3 やつし(布袋と唐子) 母(姉) 子ども(幼児) くくり猿

追加情報

七福神の見立絵で、この作品では美女(姉娘)を布袋に見立てている。湖龍斎の
この揃物では、毘沙門天が知られており、天神机に箒を槍にして立つ子どもが
毘沙門天で、そばで美女が見ている。本来は7枚揃と思われる。
中央に前帯を結んだ布袋見立の美女(姉)が赤いくくり猿を手にしており、弟妹たち
三人がそれを欲しそうにしている。背後には、こたつと屏風が置かれている。
なお布袋は、太鼓腹で常に袋を背負い、子ども好きであったとされる中国の禅僧。
「やつし」とは複雑な意味をもつが、「変身」と考えるとわかりやすいだろう。七福神の
うち布袋はとくに子どもに縁があり、室町時代後期頃から盛んに描かれるようになった
布袋像には、〈唐子〉がつきものであった。
この絵で布袋に〈見立て〉られたのは、片膝立ての美女であり、その前帯(前結び)は
布袋の太鼓腹を意味していることになる。まわりにまとわりついているのは、布袋に
つきものの〈唐子〉なのである。美女の布袋の右手に注目。さげているのは赤いくくり
猿である。子どもの災難除けの呪いであり、災難・病気が「サル」とされた。背後に
炬燵があるから、冬の光景ということになる。なお、桟のある窓の外に七羽の小鳥が
飛んでいるのは、七福神を示しているのであろう。
子ども好きで知られる七福神の一人、布袋様の見立絵。
「見立絵」「やつし」
一般的には主題を古典文学や歴史的故事などにとりながら、人物や場景を
当世(江戸)風に置き代えて描いた作品を「見立絵」と呼ぶ。
「やつし」とつく作品も、ほぼ同様であるが、「やつす」には「目立たぬ姿や
見すぼらしい姿に変える」の意味があり、貴族や七福神の世界を遊女や子ども
に置き代えた場合に使われることが多いようだ。

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