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名物富士乃白酒 ハツハル

名物富士乃白酒 

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作者名 二代 歌麿 (二代 喜多川 哥麿/二代 喜多川 歌麿)
作者名ヨミ 2ダイ ウタマロ (2ダイ キタガワ ウタマロ)
代表明細・シリーズ名称 名物富士乃白酒 メイブツフジノシロザケ
落款等備考 哥麿筆
制作者備考 和泉屋市兵衛
印章等 極 年月 版元
印章注記 卯十一
時代区分 文化4年
西暦 1807
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 人物画 子ども絵
内容2 美人画 正月絵 吉祥画
内容3 子ども(少年) 美人 扇子(鷹) 富士 梅

追加情報

お正月に飾るめでたい正月絵で、3枚続の作品の中央1枚である。
右面には「名物富士乃白酒」とあり、駿河の白酒屋の場面であることを示している。左面には、石の挽臼(ひきうす)が置かれ、取っ手に棒を継いで数人で臼を回わす仕組みになっており、挽かれた米汁が桶に流れ落ちている。全体で6人の美女と若衆・男の子・女の子が一人ずつ登場「一富士二鷹三茄子」を織り込んである。
これは3枚続の中央で、晴着姿の二人の美女が臼の取っ手に継がる棒を手にしている。その前の男の子は鷹が描かれた扇子を持っている。ここは土間で竹垣の背後には梅が咲き、富士が見事な山容を見せている。「一富士二鷹三茄子」の富士と鷹が見られ、茄子は右面の火鉢に描かれている。
「一富士二鷹三茄子」を織り込んだ正月絵は歌麿初代にも「子ども遊び大名行列」(公文教育研究会 所蔵)などがあり、歌麿二代はそれをヒントに作画したと思われる。華やかな作品に仕上がっている。
文化4年12月の刊行である。
「一富士二鷹三茄子」は縁起の良い夢を順に並べたもので、もとは駿河の国の諺(ことわざ)であったとされる。家康が好んだともされ、江戸でも広がり、特に正月元旦ないし二日の初夢に見ると縁起が良いとされ、浮世絵の正月絵としても売り出された。
白酒は蒸した米を味醂や清酒とまぜて発酵させ、後にすりつぶして造った甘く香りのある酒、白濁した酒で山川酒とも呼んだ。

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