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少年歴史 松平信綱ショウネンレキシ マツダイラ ノブツナ

少年歴史 松平信綱

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作者名 寛方   (荒井 寛方)
作者名ヨミ ヒロカタ   (アライ ヒロカタ)
代表明細・シリーズ名称 少年歴史
落款等備考 寛方
制作者備考 滑稽堂
印章等
印章注記
時代区分 明治
西暦 1868-1912
形態 大判ヨコ
種別1 木版浮世絵 近代木版画
種別2 錦絵
種別3
内容1 物語絵 子ども物語絵
内容2 歴史絵
内容3 松平 信綱 子雀取り 梯子 手燭 

追加情報

目録には「松平信綱十一歳にして忠誠の心を現はす」とある。さらに「主君竹千代の命に依り夜ひそかに家根に登り雀の子を取らんとせしが過ちて落ち事露れていましめられ罪を自身に引受白状せざりし」と付記している。君主への忠誠がテーマである。
屋敷の勝手にて地面に正座してあやまる幼少の松平信綱である。子雀を取ろうとして屋根から落ちたのだ。家人が何事かと驚いて顔を出し、妻女が手燭で照らしている。右手には梯子があり、これを使って屋根に登っていたことがうかがえる。左手では網代垣が闇に消えている。主君竹千代(後の二代将軍徳川家光)の命であったことは隠し通す。
信綱の主君徳川家光は、徳川幕府の気候を整えた英明とされるが、幼少の頃は小心者であったと伝わる。青年時代にも大奥の侍女のもとに般若の面をつけて忍び込んで話題になるが、御小姓が代わって処刑されたともいう。これらは、多くが後年のつくり話である。

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