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山姥と金太郎 〔複製〕 ヤマウバトキンタロウ〔フクセイ〕

山姥と金太郎 〔複製〕 

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作者名 歌麿 (喜多川 歌麿)
作者名ヨミ ウタマロ  (キタガワ ウタマロ)
代表明細・シリーズ名称 山姥と金太郎〔複製〕
落款等備考 哥麿
制作者備考
印章等 版元 
印章注記
時代区分 大正 ※オリジナルは享和期
西暦 1912-1926
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども物語絵 人物画
内容2 母子絵 金太郎絵 美人画
内容3 金太郎 山姥

追加情報

歌麿が得意とした「山姥と金太郎」である。歌麿は近松門左衛門作『嫗山姥』(こもちやまんば)に着想を得て、山姥を美しい母に描いた数多くの作品を享和期に残している。これは金太郎に授乳する山姥であり、母の子への愛情を見事に表現している。類似の作品に「山姥と金太郎 乳房」などがある。
山姥と金太郎の大首絵であり、蓬莱の美しい母が豊満な乳房を金太郎に与えている。横抱きにされた金太郎は、上方を見ながら乳首をくわえ、左手ではもう一つの乳首をいじっている。山姥は細長い瓜実顔の美人で、目を細めてうやさしく金太郎を見つめている。歌麿はこのような授乳のポーズを江戸の母子でも描いており、公文蔵に「名所風景 美人十二相(授乳)」と「当世風俗通 女房風」がある。
大正時代の複製であるが、歌麿「山姥と金太郎」の代表的な作品であり、また、ていねいな複製で、よく原画の雰囲気を再現してある。
この作品の原画は『ウキヨエ図典 歌麿』(昭和39年 風間書房刊)に掲載されており、西村版となっている。

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