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沖津凪白浪双六 オキツナギシラナミスゴロク

沖津凪白浪双六 

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作者名 国周  (歌川 國周/歌川 国周)
作者名ヨミ クニチカ  (ウタガワ クニチカ)
代表明細・シリーズ名称 沖津凪白浪双六
落款等備考 國周画
制作者備考 平野屋新蔵
印章等
印章注記
時代区分 慶応元年
西暦 1865
形態 大判5枚貼(継)
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 絵双六
内容2 遊び ゲーム絵 役者絵 芝居双六
内容3 双六 白浪五人男 青砥稿花彩紅画

追加情報

文久2年(1862)に江戸市村座で初演され大評判となった「青砥稿花彩紅画
(あおとぞうしはなのにしきえ)」(河竹黙阿弥作)をテーマとする絵双六である。
枡目を使いず、名場面を大画面いっぱいに描いた所に特色がある。
「ふり出し」は下部中央の波にただよう巻物で、ここに記された六つの人物から
さまざまな人物を経て「上り」に至る。しかし本品は、絵双六としてゲームを
楽しむより、これから上演される「白波五人男」(通称)の波瀾万丈のストーリーと
豪華絢爛の舞台を予想して絵自体を楽しんだと思われる。
芝居双六を中心に大型版画の最高の絵師とされる國周の傑作である。
大画面を駒割りにせずに、一枚の名場面としてまとめ、二十数名の役者を
登場させている。子ども対象ではないが、絵双六の代表作の一つで
幕末・明治の人気作品である。
遊び方「飛び双六」

・國周は同じ版元平野屋新蔵から、慶応1年に「見立白波八景」という
大錦揃物を出している。

・この作品は、明治になっても人気があったと見え、明治11年には
浦野朝右衛門版で出している。

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