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長門国赤間の浦に於て源平大合戦平家一門悉く亡びる図
ナガトノクニアカマノウラニオイテゲンペイダイガッセンヘイケイチモンホロビルズ
作者名
国芳 (一勇斎 國芳/歌川 国芳)
作者名ヨミ
クニヨシ (イチユウサイ クニヨシ/ウタガワ クニヨシ)
代表明細・シリーズ名称
長門国赤間の浦に於て源平大合戦平家一門悉く亡びる図
落款等備考
一勇斎國芳画
制作者備考
印章等
版元
印章注記
時代区分
弘化頃
西暦
1844-1848
形態
大判3枚続
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
物語絵
内容2
英雄豪傑
内容3
源平合戦 山口県 壇ノ浦 赤間 御座船 安徳天皇 二位尼 義経の八艘飛び
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
源平合戦でついに平家一門が滅亡する壇ノ浦(山口県下関市)の合戦である。安徳帝を抱いて二位尼が海中に身を投じる直前の場面を、御座船を中心に、ドラマチックに描いている。
画面中央に鷁首(げきす)を船首につけた御座船が大きく描かれている。その舳先には安徳天皇を抱いた二位尼(清盛の妻・安徳帝の祖母)が立ち、もはやこれまでと身を投じる寸前だ。そばには新中納言、平知盛(総大将)もいる。御座船は、屋根に宝珠や龍を飾り、火焔太鼓や平氏の赤い吹き流しも見られる。左面は「義経の八艘飛び」の場面であり、平家方の勇将・能登守教経が果敢に敵の大将義経に迫り義経は船から船へと飛び移って逃れている。手前の笹竜胆の幕をつけた船には、弁慶がいる。右面にも源平の船が描かれている。
名高い源平による「壇ノ浦の合戦」を武者絵の第一人者、歌川國芳がみごとに描いた作品。
『平家物語』でよく知られる歴史物語を、子どももこのような絵を楽しみながら、大人や年長者から聞かされ学んでいった。
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