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百人一首絵抄 十八 藤原敏行朝臣 ヒャクニンイッシュエショウ ジュウハチ

百人一首絵抄 十八 藤原敏行朝臣 

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作者名 二代 豊国 (二代 歌川 豊國/三代 歌川 豊国)
作者名ヨミ 2ダイ トヨクニ  (2ダイ ウタガワ トヨクニ/3ダイ ウタガワ トヨクニ)
代表明細・シリーズ名称 百人一首絵抄
落款等備考 國貞改 二代豊國画
制作者備考 佐野屋喜兵衛(佐野喜)
印章等 名主1 版元
印章注記 名主:田中
時代区分 弘化元年
西暦 1844
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 人物画
内容2 美人画 母子絵 見立て絵
内容3 母と子(乳児) 和歌 百人一首(藤原敏行)

追加情報

小倉百人一首は多くの浮世絵師によって題材とされ、美人画、役者絵、見立絵など
になっている。これは豊国三代(国貞)が、美人画見立にした揃物である。
母の足元にはい寄る赤い腹掛の赤ん坊、すらりとした八頭身美人の母は乳房を
出しながらも、何やら物思いにふけっているようだ。岸に絶えず打ち寄せる波の
ように、あなたに会いたいのにどうして人目をはばかって会ってくれないのかと
わが身をなげいているのだろうか。
さまざまな絵師によって描かれた「百人一首」揃物の一つで、幕末の代表的な作品。
この心は 住の江のきしによる
なみといふ 二句は よるさへと いはん
ための序也 目のさめてあるとき
こそしのぶる中は 人めをよけるき
づかいも有て さはる事あるは出き
にせめてゆめの中には心やすく
あはんと思ふ事なるに ゆめに
さへ人めあるにやじゅうに
あはれぬとかなしめるこころ也
(翻刻 内山)

藤原敏行朝臣 
住の江の岸に寄る波 よるさへや
夢のかよひぢ 人めよくらむ

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