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双筆五十三次 日本橋 ソウヒツゴジュウサンツギ ニホンバシ

双筆五十三次 日本橋 

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作者名 三代 豊国・広重 合作 (三代 歌川 豊国・歌川 広重)
作者名ヨミ 3ダイ トヨクニ・ヒロシゲ ガッサク (3ダイウタガワ トヨクニ・ウタガワ ヒロシゲ) 
代表明細・シリーズ名称 双筆五十三次
落款等備考 豊國画・廣重画(こま絵)
制作者備考 丸屋久兵衛
印章等 年月 改 版元 彫
印章注記 寅七
時代区分 安政元年7月
西暦 1854
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 人物画・風景画 双筆絵
内容2 美人画・名所 東海道五十三次
内容3 姉と弟(幼児) 毛槍奴のあやつり人形 日本橋 一石橋 江戸城 富士山

追加情報

「双筆五十三次」とあるように、上部の風景を広重が、下部の人物を豊国三代が担当した、合作の東海道五十三次で、全五十五枚の揃物である。それぞれの得意分野を受け持っての合作である。これはそのスタートである振り出しの日本橋。
手前の二人は、美しい姉娘と幼い弟が日本橋へ遊びに来たところ。弟は毛槍を持つ奴さんの操り人形を買ってもらっている。風景は、日本橋の橋脚ごしに西方向を描いており、行き交う舟の先に一石橋、江戸城、さらに富士山が見えている。
浮世絵でも合作が行われていたこと分かる。またこの揃物には、母と子、姉と弟がよく登場し、都市と農村の母子を比較することもできる。

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