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すな鳥子供遊びスナドリコドモアソビ

すな鳥子供遊び

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作者名 英山   (菊川 英山)
作者名ヨミ エイザン  (キクカワ エイザン)
代表明細・シリーズ名称 すな鳥子供遊び
落款等備考 英山筆
制作者備考 総州屋与兵衛
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文化頃
西暦 1804-1818
形態 大判3枚続
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 母子絵 遊戯画 
内容3 育児 母と子(幼児 少年) 水遊び 漁り 柳 ざる 手桶 巾着

追加情報

夏の川辺で魚取りに夢中の子どもたちと、心配気に見守る母を横長の画面いっぱいに
たくみに描いている。
画面の左手では、ほおかぶりの子とねじり鉢巻の子がざるを手に腹まで水につかり
小魚を追っており、柳の大木には高見の見物を決め込む子がいる。中央手前では
すっ裸の子が両手でざるをかまえ、小魚を待ち受けている。岸辺には獲物を入れる
手桶が用意され、たすきがけの二人の子どもが桶をのぞき込んでいる。左の子の腰
には巾着が付けてある。右手では、着物のまま川に入る幼い子の腕を母があわてて
握り、引き止めている。岸辺では、他に二人の母も手を口元にやり、心配そうに子を
見つめている。
水の都でもあった江戸の夏の河岸での母子の情景がよくとらえられている。
日常生活での母と子のひとこまが写実的に描写された作品。
菊川英山は歌麿亡きあと、文化期に美人画で人気を得た絵師で、母子絵も多く
残している。文政期に人気を得た國貞や英泉が粋であだっぽい美人を描いたのに
対し、おっとりした愛らしい家庭的美人が見られる。

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