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東都名所女夫尽の内上野山内女夫杉 トウトメイショメオトヅクシノウチウエノサンナイメオトスギ

東都名所女夫尽の内上野山内女夫杉 

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作者名 貞虎   (五風亭 貞虎/歌川 貞虎)
作者名ヨミ サダトラ   (ゴフウテイ サダトラ/ウタガワ サダトラ)
代表明細・シリーズ名称 東都名所女夫尽乃内
落款等備考 五風亭貞虎
制作者備考 若狭屋与市
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文政~天保頃
西暦 1818-1844
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子絵 美人画 こま絵(名所)
内容3 育児 母と子(幼児) 上野山内(こま絵) 女夫杉 麻の頭巾

追加情報

東都名所女夫尽とあり、江戸名所のうちで妻と夫、女と男に結びつく場面を選び
美人画と組み合わせた揃物と思われるが、本品以外の作例は未見である。
こま絵は扇面に上野山の名物だった女夫杉(根元が合体した二本の杉)を描いてある。
本絵は子どもをかき抱く母親の大首絵で、飴を口移しで与えている。絵は母子の一体感
を強調しているようでもあるが、女夫杉の題からいえば子は夫(恋人)の代役のようでも
ある。母のお歯黒も、幼な子のまゆをそる風習もリアルに表現してある。子は麻の頭巾を
かぶり、母は枝にとまるつがいの小鳥を描いた団扇を持っており、季節は夏だ。
母子絵であると同時に、子どもが夫の代役ともとれる浮世絵ならではの作品。
母のお歯黒の習俗がきちんと描かれているのも貴重。

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公文と子ども浮世絵

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