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霜月 いわいの図/霜月 いわゐの図シモツキ イワイノズ

霜月 いわいの図/霜月 いわゐの図

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作者名 豊国  (歌川豊國/歌川 豊国)
作者名ヨミ トヨクニ  (ウタガワ トヨクニ)
代表明細・シリーズ名称 霜月 いわいの図
落款等備考 豊國画
制作者備考
印章等 極 版元
印章注記
時代区分 文化末頃
西暦 1818
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画
内容2 母子絵 美人画 年中行事絵 儀礼
内容3 母と子(幼児 少女) 七五三

追加情報

十二カ月の美人風俗画と思われるが、シリーズ名も他の月も未詳である。十一月十五日の七五三のうち、三歳男子の髪置きの祝いである。
中央の美女(母。遊女か?要確認)が宝づくし文様のみごとな晴着を男の子に着せようとしている。同じ文様の着物が右後方にも見られる。男の子は、頂頭部の髪を伸ばし始めており数えで三歳だ。その後方には、水引のかかった傘と白い真綿の入った包みがあり、髪置きの御祝いに届けられたものだ。白い真綿は白髪と名付けられ、長寿の願いを込めて頭に飾られる。
霜月(11月)、いわゐの図(中城正堯氏)
・霜月の文字の下の文様は年玉印(としだまいん)と呼ばれ、歌川豊国(初代)が用いて以来、歌川派の絵師が好んで使用した。めでたい豊年にちなんで豊国に年の字を加えるため、年を玉形に書いて印にしたとされる。
・女性は髪に左右三本づつのかんざしを差しているが、通常このように三本ないし五本のかんざしを用いたのは遊女である。

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