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子宝遊寿双六/子寳寿(旧字)遊雙六コダカラアソビスゴロク

子宝遊寿双六/子寳寿(旧字)遊雙六

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作者名 芳藤   (歌川 よし藤/歌川 芳藤)
作者名ヨミ ヨシフジ  (ウタガワ ヨシフシ)゛
代表明細・シリーズ名称 子宝遊寿双六
落款等備考 よし藤画
制作者備考 大橋堂
印章等 改印あり
印章注記
時代区分 明治初期
西暦 1868-1870
形態 大判4枚貼
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 おもちゃ絵 子ども絵 絵双六 遊戯双六
内容2 遊び ゲーム 遊戯
内容3 双六 子ども 遊び

追加情報

明治初期の東京の遊びを双六にしたもので、絵師がおもちゃ絵を得意とした
芳藤だけに当時の子ども遊びがよくとらえられている。多くは幕末から
続くものだが「調練ごっこ」のように、軍隊で始まった調練をさっそくごっこ遊びに
取り入れたものもある。
「ふりはじめ」は双六遊び、「上り」は凧揚げで中央には弁慶格子に日の丸が
描かれた大凧。その間の31の枡目に登場する遊びは「讃」に記した通りで
全体に歌と運動をともなった仲間遊びが多い。今では知られない遊びのみ
解説すると、「ちんちんもがもが」は片足とび、「向うのおばさん」は鬼ごっこの
一種、「草履きんじょ」は草履の表裏による鬼定め、「えんがやえんがや」は石投げの
はやし言葉、「おねんじょ様」は手まり歌、「ほいかご」は粗末なかご屋のまね
「水かぶり」は水鉄砲、「おしりの用心」はすそまくり遊び、「ちやんちやんぎりや」は
二人が手を結びぐるぐる回り、「塩屋あめ屋」は子どもを横だきにして歌い
「塩屋紙屋」ともいう。「迷子」も多かったようだが「休み」となっている。
明治初期の子ども遊びを示した資料。
ふりはじめ→あてごま→子をとろとろ→(折り目で解読不可)→おにごっこ→
ちんちんもがもが→むかふのおばさん→かあごめかあごめ→ぞうふりきんぜう→
えんがやえんがや→ゆきぶつけ→手のなるはふへ→かくれんぼ→いくさごっこ→
まいご(休)→すもふのとりくみ→竹の子ぬき→おねんじょさァま→おてだま→
ほいかご→ひいらいたひいらいた→口ちぐるひ→たるみこし→たけむま→
てうれんごっこ→かじごっこ→水かぶり→おしりの用心ごふよふじん→おまつり→
ちやんちやん→ぎりや→しおやあめや→いもむしごろごろ→上り

部分的にせりふ・歌がはいっているが、このコピーでは判読できない。
(中城正堯氏翻刻)
遊び方=回り双六、「上り」の前にのみ飛び双六を入れてある。

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