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一ツかしら
ヒトツカシラ
作者名
国芳 (一勇斎 國芳/歌川 国芳)
作者名ヨミ
クニヨシ (イチユウサイ クニヨシ/ウタガワ クニヨシ)
代表明細・シリーズ名称
落款等備考
一勇斎國芳
制作者備考
山本屋平吉
印章等
極 版元
印章注記
時代区分
天保頃
西暦
1830-1844
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵 戯画
内容2
だまし絵
内容3
一頭多体画(2人 3人)
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
一つかしら五人
*本史料のタイトルの「一つかしら五人」は右上の子供五人の絵を示すが、絵図の大半が頭一つに複数の胴体を組み合わせたものであるから「一つ頭絵尽」といった仮題のほうが適当と思われる。
右上より順に翻字。
【右側】
一つかしら五人
子供二人
天狗の□け合
端午の節供
五月五日は、端午と云。此日より帷子(かたびら)をきる。此節句は、毒虫出て人の身を害するゆへ、粽(ちまき)のかたちにして是を食し、禍(わざわい)なき事を表し、蓬・菖蒲を軒にふく事も邪気をさける呪術なり。
けふといへは蓬の若葉刈添て
宮もわらやもあやめふくなり
歌麿筆 泉市(和泉屋市兵衛)版
(小泉吉永氏解析)
長五郎・長吉二人
すもふ二人、としより引分、つがう三人
一勇斎国芳戯画
まくら引三人
脛野五郎・河津三郎
取組・行司三人
(曲尺を交差させた格好に「久」の字の商標は山本屋平吉)
【左側】
○かしら一つにて徂討の武者三人にもちゆる。
廿四孝 西行 おとも
○あしばかり一人もちいて四人にかわる。
せんどう 道ぶしん くぎうち 力もち
○鬼のかしら一つにて三つにもちゆる神なり。
いばらき童子 北こくのおに
○かしら一つ、ざとうのすもふ
○かしら一つにて三人のけんくは
○一つのかさ、二人のつりし
(小泉吉永氏翻刻)
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