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松たけ狩り マツタケガリ

松たけ狩り 

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作者名 二代 春扇 (二代 可笑斎 春扇/二代 勝川 春扇/二代 春好)
作者名ヨミ 2ダイ シュンオウ (2ダイ カショウサイ シュンオウ/2ダイ カツカワ シュンオウ/2ダイ シュンコウ)
代表明細・シリーズ名称 〈松茸狩り〉
落款等備考 可笑斎春扇画
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 文化末頃
西暦 1815-1818
形態 大判ヨコ
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画 風俗画(行楽)
内容3 松茸狩り 子ども(男子 少年) 巾着 かご 赤松

追加情報

秋の松茸狩りを楽しむ子どもたちであるが、本来は家族づれで行ったと思われる。春扇(後の春好二代)は、夢中で松茸を採る様子を、子ども絵に仕立てている。秋のきのこ狩りは、春の潮干狩りとともに実利をともなう季節の行楽であった。
巨大な赤松を描き、まわりで松茸を採る五人の幼い子どもたちと対比させている。中央の子が、へらで松茸を採ろうとしており、子どもたちの足元そこここに松茸が生えている。左の子どもは腰に蓑亀の巾着をつけ、右端のかごを持つ子も、ひだ飾りのついた大きな巾着を下げている。上部の空には雲をたなびかせて、画面を切ってある。
子どもは四季折々にさまざまな獲物をねらって近くの海や山をかけめぐったと思われるが、貝堀り、魚とり以外はあまり浮世絵に登場しない。松茸狩りが楽しまれたことを示す貴重な絵図である。
勝川春扇は春英の門人で春扇と号して美人画を得意とした。文政3年頃に春好二代となり、風景画も手がけている。

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