豊國(歌川 豊国:三代)
雛女夫桃の細眉
嘉永頃 (1848-1854)
資料名1
雛女夫桃の細眉
史料名1よみ
ひなめおともものほそまゆ
史料名Roma1
hinameotomomonohosomayu
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国:三代)
Creator
落款等備考
香蝶楼 豊國画
板元・製作者
制作年和暦
嘉永頃
制作年西暦
1848-1854
書誌解題
資料名1
雛女夫桃の細眉
資料名2
史料名1よみ
ひなめおともものほそまゆ
史料名2よみ
史料名Roma1
hinameotomomonohosomayu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
雛女夫桃の細眉
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国:三代)
絵師・著作者名よみ
3だい とよくに (3だい うたがわ とよくに)
Creator
管理No.
00000149
管理No.枝番号
000
落款等備考
香蝶楼 豊國画
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
嘉永頃
制作年西暦
1848-1854
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
@@ 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
風俗画 人物画
内容2
美人絵 年中行事
内容3
五節句(ひな祭り) 子ども 御所飾り
テーマ
源氏絵仕立ての華麗なひな祭である。「源氏絵」とは、「偐紫田舎源氏」のさし絵(歌川国貞)がもとになって流行した。御所ないし大奥の風俗を、彩り豊かに描いた浮世絵である。この作品は、豊国三代になってからの国貞が大奥のひな祭りを描いたもの。
具体物
蒔絵のひな段の上に内裏びなが飾られ、その前に烏帽子(えぼうし)、直垂、長袴を着用した礼装の貴人と、しだれ桃模様の振袖姿の女性が立っている。その右には子どもの魔除けとされる犬張子(犬張子か犬箱かコピーでは不明)を持った奥女中がかしづいており、着物の文様は雪花文と雪持笹である。その後方では、子どもが座敷を組み上げている。おもちゃ絵には家屋敷の組上絵もあったが、これは組上絵とすれば特大サイズである。なお、貴人の袖には源氏の家紋である笹りんどうが染めてある。
Comments
位置づけ
源氏絵の雛祭りの中に、組上絵や雪花文が登場しており面白い。
讃・画中文字
自由記入欄
源氏絵の大流行は天保の改革によって華美としておさえられるが、嘉永期に三枚続を中心に再度流行する。本品は、その後者の作品である。
史料分類
絵画