未詳
教育新案 猿蟹合戦双六
(1907-1912)
資料名1
教育新案 猿蟹合戦双六
史料名1よみ
きょういくしんあんさるかにがっせんすごろく
史料名Roma1
kyouikushinansarukanigassensugoroku
絵師・著者名
未詳
Creator
落款等備考
板元・製作者
制作年和暦
制作年西暦
1907-1912
書誌解題
資料名1
教育新案 猿蟹合戦双六
資料名2
史料名1よみ
きょういくしんあんさるかにがっせんすごろく
史料名2よみ
史料名Roma1
kyouikushinansarukanigassensugoroku
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
教育新案 猿蟹合戦双六
絵師・著者名
未詳
絵師・著作者名よみ
Creator
管理No.
00000157
管理No.枝番号
落款等備考
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
制作年西暦
1907-1912
制作年月
書誌解題
判型・形態
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵 物語絵
内容2
ゲーム 昔話
内容3
双六 猿蟹合戦
テーマ
教育新案とあり、猿蟹合戦のストーリーを楽しむとともに、猿のいたずら、いじめに
対する教訓性をねらった絵双六である。
具体物
「ふりだし」の柿の種とおにぎりの交換から、種を植え、実が成り、猿が青い実を
蟹に投げつけるまでは通常のストーリーである。そこへ僧衣の卵が登場し
猿は家へ逃げ帰っている。床に伏す蟹と子蟹のため、卵に続いてハチ、ハサミ
臼が猿の家に行き、猿の帰りを待つ。帰ってきた猿は、ハサミで毛を切られ
ハチの槍で刺され、卵に飛ばされ、臼に押さえられる。「上り」は、猿が卵に
小判を差し出してあやまり、背後にはハサミ、ハチ、臼、子蟹が見守っている。
栗は登場せず、卵が中心になって活躍している所に特色がある。
Comments
位置づけ
明治後期に、安価な子ども用双六として作られたもので、印刷も色版は簡単な合羽刷りで
赤、青、ピンク、黄色を濃淡なしで付けてある。内容的には、卵が猿をこらしめる中心で
あることが注目される。昭和になると、卵にかわってイガ栗が登場する。
讃・画中文字
自由記入欄
遊び方 「回り双六」
・猿蟹合戦は食物をめぐる前半と、仇討の後半に分けられ、さまざまな類話があり
ストーリーも登場する人品も異なる。類話は、アジアだけでなくヨーロッパにも及ぶ。

・日本の赤本など江戸期のストーリーと、大正以後のものとの比較検討は
今後の課題である。なお、公文では赤本(複製)を所有。
史料分類
絵画