作者未詳
子供遊 宝の当物 : 子供遊 寶の當物
江戸後期 江戸末期 (1868)
資料名1
子供遊 宝の当物 : 子供遊 寶の當物
史料名1よみ
こどもあそび たからのあてもの
史料名Roma1
kodomoasobi takaranoatemono
絵師・著者名
作者未詳
Creator
落款等備考
板元・製作者
未詳
制作年和暦
江戸後期 江戸末期
制作年西暦
1868
書誌解題
資料名1
子供遊 宝の当物 : 子供遊 寶の當物
資料名2
史料名1よみ
こどもあそび たからのあてもの
史料名2よみ
史料名Roma1
kodomoasobi takaranoatemono
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
子供遊 宝の当物
絵師・著者名
作者未詳
絵師・著作者名よみ
Creator
管理No.
00000171
管理No.枝番号
000
落款等備考
板元・製作者
未詳
彫摺師
制作年和暦
江戸後期 江戸末期
制作年西暦
1868
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判2枚続
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯絵 子ども風刺絵 日常生活
内容3
幕末維新 子ども(男子 少年・女子 少女) 当て物 玩具
テーマ
メインテーマは戊辰戦争の進展の様子であり、新政府と旧幕府軍の戦いぶりである。しかし、幕末の子ども遊びに場面を置きかえてあり、当時の子どもたちの遊びや風俗を解明する貴重な絵画史料でもある。
具体物
「宝の当物」とあるが、福引のような遊びである。中央に6つに区切った紙面が広げられ、宝づくしの品物から巻物、丁子、宝珠、打ち出の小槌、隠れみのなどの絵が描いてある。中央の子が持つ六面体のこまを回し、倒れたときに表に出た絵と同じ区画に置いてある景品をもらうことができる。右が幕府方で手前には会津(ろうそく)、一番奥に慶喜がいるが、得た景品は少ない。左手が討幕軍で長州藩(蝶)、薩摩(くつわ)、土佐(鰹)がおり、景品もかなり獲得している。この六面体のこまは、お花独楽とも呼ばれた。
Comments
位置づけ
慶応4年(戊辰)正月の鳥羽・伏見の戦に始まる戊辰戦争に関しては、多くの風刺画が出版されて人気を呼んだ。なかでも、新政府軍と旧幕府軍の戦いを、子ども遊びに見立てた「子ども遊び風刺絵」が目立つ。従来、風刺内容を中心に研究されてきたので、ここでは子どもの遊び及び風俗の観点から解読を進める。
讃・画中文字
自由記入欄
ここでは、子ども絵としての解読を中心に行い、風刺絵としての解説はおさえ、参考文献A、Bの作品番号ないし頁数を上げておく。
「幕末の風刺画」1995年、町田市立博物館図録 第95集 A
「幕末維新の風刺画」南和男著、吉川弘文館 1995年刊 B
Aの図3
「子ども遊び風刺絵」②(春)
史料分類
絵画