國郷(歌川 国郷)
新板 桃太郎一代噺し
嘉永安政頃 安政5年版 (1858)
資料名1
新板 桃太郎一代噺し
史料名1よみ
しんぱんももたろういちだいいばなし
史料名Roma1
shinpanmomotarouichidaiibanashi
絵師・著者名
國郷(歌川 国郷)
Creator
落款等備考
國郷画
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
制作年和暦
嘉永安政頃 安政5年版
制作年西暦
1858
書誌解題
資料名1
新板 桃太郎一代噺し
資料名2
史料名1よみ
しんぱんももたろういちだいいばなし
史料名2よみ
史料名Roma1
shinpanmomotarouichidaiibanashi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
新版 桃太郎一代噺し
絵師・著者名
國郷(歌川 国郷)
絵師・著作者名よみ
くにさと  (うたがわ くにさと)
Creator
管理No.
00000197
管理No.枝番号
落款等備考
國郷画
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
彫摺師
制作年和暦
嘉永安政頃 安政5年版
制作年西暦
1858
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木製浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
物語こま絵
内容3
桃太郎
テーマ
おもちゃ絵の中の「物語こま絵」で画面を格子状に分割して、ストーリーを展開している。物語は、昔話の桃太郎である。このまま眺めて楽しむだけでなく、1段ずつ切って横長につないで、豆絵巻にしたり、見開ごとに切ってはり合わせて豆本に仕立てたりする。文字は全く記されてないが、子どもたちはおなじみの昔話をたがいに語りながら、豆絵巻や豆絵本を開いて楽しんだ。
具体物
画面は1段8こま、全8段で構成され、64こまに小さく分割してある。各段ごとに上下の画面は切れているが、左右は場面が続いているものも多く、豆絵巻として楽しめるようになっている。ストーリーは、川でひろった大きな桃から桃太郎が生まれ、猿、犬、キジを供に鬼が島へ行き、鬼を退治して宝物をじいさん、ばあさんに持ち帰ってめでたしめでたしで終る。大きな桃から生まれ果生説である。舟に乗って島へ行く場面や、大木をふるって鬼を退治する場面が、横長を生かして見事に描かれている。各こまの地色は、桃色と黄色、それに青で色分けしてある。
Comments
位置づけ
江戸の子どもたちは昔話をおじいさん、おばあさんから聞かされて育ち、やがて安価なおもちゃや絵で好きな話を買い、自分で豆絵巻や豆本に作り、これを仲間に語ってやり、また仲間からも聞かされた。「物語こま絵」は、昔話を子どもたちが自ら語り、仲間と話し聞く楽しみを得る教育的な玩具であった。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画