重宣(歌川 重宣)
頼光大江山之図: 頼光大江山之圖
嘉永4年 (1851)
資料名1
頼光大江山之図: 頼光大江山之圖
史料名1よみ
らいこう おおえやまのず
史料名Roma1
raikouooeyamanozu
絵師・著者名
重宣(歌川 重宣)
Creator
落款等備考
重宣画
板元・製作者
(藤慶)
制作年和暦
嘉永4年
制作年西暦
1851
書誌解題
資料名1
頼光大江山之図: 頼光大江山之圖
資料名2
史料名1よみ
らいこう おおえやまのず
史料名2よみ
史料名Roma1
raikouooeyamanozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
頼光大江山之図
絵師・著者名
重宣(歌川 重宣)
絵師・著作者名よみ
しげのぶ  (うたがわ しげのぶ)
Creator
管理No.
00000205
管理No.枝番号
000
落款等備考
重宣画
板元・製作者
(藤慶)
彫摺師
制作年和暦
嘉永4年
制作年西暦
1851
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
@@ 版元
印章内容
米良、渡邊 藤慶
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
物語絵
内容2
伝説 説話 武者 英雄豪傑
内容3
大江山 四天王 頼光
テーマ
「酒呑童子物語」で、源頼光と四天王、平井(藤原)保昌が、大江山の鬼の住処(すみか)へ向かう場面である。老翁(ろうおう:神の化身)の案内で山を登った一行は、谷川に出た所で、老翁に告げられた通り、血染の衣を洗濯する上﨟(じょうろう:高位の女官)に会い、鬼の宮殿の門への道を教えられる。
具体物
左の女性は、鬼の衣を洗濯させられている上﨟であり、都から鬼にさらわれてきた者で、頼光たちに道を教えている。男たちは、左から渡辺綱、坂田金時、源頼光、平井保昌、碓井貞光、ト部季武、そして杣人(そまびと)の姿をした住吉大明神である。住吉大明神は、石清水八幡、熊野権現とともに、一行の守護神であり、ここまで道案内をしてきたが、ここで分かれる。頼光たち一行は山伏の姿をしているが、笈に鎧冑を忍ばせている。背景は、滝流れ雲湧く嶮しいしい山中で、左手には鬼の岩屋も見えている。
Comments
位置づけ
酒呑童子物語の前半での名場面の一つである。嶮しい山中を背景に血染めの衣を洗う美しい上﨟(じょうろう)と頼光たち一行を対比させ、鬼退治前の緊張感をよく表現している。
讃・画中文字
自由記入欄
歌川重宣は歌川広重(初代)の弟子で、師の後を継ぎ、安政六年に二代広重となる。これは重宣の時代の作品で、名主両印のあることから弘化4年(1847年)~嘉永5年(1852年)の作品である。 
山伏は頭巾(ときん)を頭にかぶり、篠懸(すずかけ)と呼ぶ麻の衣を羽織り、金剛杖を手に、笈を背負っている。       
史料分類
絵画