豊國(歌川 豊国)
風流てらこ吉書はじめけいこの図(左)
享和4年 (1804)
資料名1
風流てらこ吉書はじめけいこの図(左)
史料名1よみ
ふうりゅうてらこきっしょはじめけいこのず
史料名Roma1
huuryuuterakokisshohajimekeikonozu
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国)
Creator
落款等備考
豊國画
板元・製作者
制作年和暦
享和4年
制作年西暦
1804
書誌解題
資料名1
風流てらこ吉書はじめけいこの図(左)
資料名2
史料名1よみ
ふうりゅうてらこきっしょはじめけいこのず
史料名2よみ
史料名Roma1
huuryuuterakokisshohajimekeikonozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
風流てらこ吉書はじめけいこの図
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国)
絵師・著作者名よみ
とよくに (うたがわ とよくに)
Creator
管理No.
00000225
管理No.枝番号
落款等備考
豊國画
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
享和4年
制作年西暦
1804
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
手習い絵 美人絵
内容3
手習い 少年 少女 習字
テーマ
寺子屋の新年。「吉書はじめ」は正月の吉日に行われる書き初めのこと。
具体物
左上の女性の手習い帳から、版元が西村屋与八であることが知られる。衝立には正月らしく「寿」の文字や和歌「君が代」が書かれており新春にふさわしい。筆に手を添えられて描く子や、大あくびをする子どもなど当時の寺子屋の様子を生き生きと伝えている。
Comments
位置づけ
歌川派中興の巨匠として役者絵、美人画で活躍した豊国初代の見事な寺子屋図である。三枚続によく寺子屋風景を織り込んであり、机の配置や助手の活躍、個人別自学自習がよく分かる。浮世絵の寺子屋図では最初期の作品であり、また代表作でもある。
讃・画中文字
風流てらこ吉書はじめけいこの図
画工・一よふさゐうたかわとよくに
西村はん
ゑひもせす京(中央机上の折手本)
そんし…(〃)
…大当りニ御座候(〃)

豊国画

*以下、衝立の文字
嘉辰令月歓無極
(嘉辰令月、歓び極まり無し)
万歳千秋楽未央
(万歳千秋、楽しみいまだ央ならず)
きみかよは千代に八ちよにさゝれいしの
いはほとなりてこけのむすまで
*以上の漢詩文および和歌は『和漢朗詠集』巻下雑に所収。
江碧鳥…今春君又…
寿
福海万年…
自由記入欄
寺子屋の新年を描いた三枚続きの左一枚のみの作品。上部に寺子屋の出欠を示す名札があり、そこには作品の「題」とともに「画工一陽斎歌川豊国」とある。
史料分類
絵画