一英斎 芳艶(歌川 芳艶)
頼光足柄山怪童丸抱図
安政6年 (1859)
資料名1
頼光足柄山怪童丸抱図
史料名1よみ
らいこうあしがらやまかいどうかかえのず
史料名Roma1
raikouashigarayamakaidoukakaenozu
絵師・著者名
一英斎 芳艶(歌川 芳艶)
Creator
落款等備考
一英斎芳艶画
板元・製作者
(木屋)
制作年和暦
安政6年
制作年西暦
1859
書誌解題
資料名1
頼光足柄山怪童丸抱図
資料名2
史料名1よみ
らいこうあしがらやまかいどうかかえのず
史料名2よみ
史料名Roma1
raikouashigarayamakaidoukakaenozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
頼光足柄山怪童丸抱図
絵師・著者名
一英斎 芳艶(歌川 芳艶)
絵師・著作者名よみ
よしつや  (いちえいさい よしつや/うたがわ よしつや)
Creator
管理No.
00000229
管理No.枝番号
000
落款等備考
一英斎芳艶画
板元・製作者
(木屋)
彫摺師
制作年和暦
安政6年
制作年西暦
1859
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
年月改 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども物語絵
内容2
金太郎絵
内容3
金太郎 山姥(洗濯) 四天王 足柄山 
テーマ
源頼光たち一行が、足柄山でただならぬ雲気を感じ、山中に分け入って、山姥、金太郎と出合った場面である。金太郎の怪力ぶりが認められ、頼光に召し抱えられ、四天王の一人となるきっかけを描いたもの。
具体物
中央で組み合っているのが赤い裸の金太郎と碓氷貞光で、手前に鉞がころがっている。右手の上部には、白馬に乗った源頼光と卜部季武、渡辺綱がおり、下部には風車やでんでん太鼓を持った猿がいる。左手には、美しい山姥が川で洗濯をしており、背後の杉木立には金太郎の弁慶格子の着物が干してある。樹間から箱根の山々が見え、あたりは一面にあじさいが咲き乱れており、初夏である。
Comments
位置づけ
芳艶は三枚続でも武者絵系の金太郎絵を数点残しており、公文では「快童丸元服之図」を持っている。三枚続では、師の国芳とともに優れた作品である。
讃・画中文字
自由記入欄
山姥の讃に「坂田蔵人妻山姥」とあり、芳艶は近松門左衛門の「嫗山姥」によって作画している。近松の物語では、山姥は実は遊女の八重桐で、夫坂田時行の憤怒の魂魄をみごもって金太郎を生んだとされる。そこで坂田公時(金時)と名づけられるのである。赤龍説とは別の誕生譚。これには碓氷貞光は改名前は喜之助であり、コピーでは判然としないが、貞光の讃にこの名が書かれているようだ。
史料分類
絵画