月耕(尾形 月耕)
養老孝子 瀧を汲の圖 〈養老の滝〉
明治29年 (1896)
資料名1
養老孝子 瀧を汲の圖 〈養老の滝〉
史料名1よみ
ようろうのたき
史料名Roma1
yourounotaki
絵師・著者名
月耕(尾形 月耕)
Creator
落款等備考
月耕
板元・製作者
武川*
制作年和暦
明治29年
制作年西暦
1896
書誌解題
資料名1
養老孝子 瀧を汲の圖 〈養老の滝〉
資料名2
史料名1よみ
ようろうのたき
史料名2よみ
史料名Roma1
yourounotaki
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
絵師・著者名
月耕(尾形 月耕)
絵師・著作者名よみ
げっこう  (おがた げっこう)
Creator
管理No.
00000405
管理No.枝番号
落款等備考
月耕
板元・製作者
武川*
彫摺師
制作年和暦
明治29年
制作年西暦
1896
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵 [近代版画]
種別2
錦絵 [木版画]
種別3
内容1
物語絵
内容2
昔話 おとぎ話
内容3
養老の滝
テーマ
岐阜県養老町に伝わる「養老孝子伝説」を描いている。この伝説では、貧しい男が酒の好きな父のために毎日酒を買っては飲ませていた。ある日この息子が山で道に迷い瀧に行きつく。この瀧の水を汲んで帰ると美酒となっていて、父を喜ばすことができたという孝行譚(こうこうたん)である。この話に天皇が感銘を受け「養老の瀧」と名付け、年号を養老と改めたとされる。
具体物
山中で瀧を見つけ、その流水を汲む孝行息子である。息子は杣人(そまびと)であり、背負っていた杣木(そまぎ)の束をおろし、ひさご(ひょうたん)に水(酒)を入れている。頭上の樹木は色づき、紅葉する秋である。この水は、他人が汲むとただの水になったとされる。孝子の名は、源丞内とされる。
Comments
位置づけ
明治の日本画家としても活躍した尾形月耕による浮世絵揃物の代表作「月耕随筆」の一つである。この揃物は84枚からなる大作で、さまざまな物語(伝説やおとぎ話)を題材にしている。
讃・画中文字
養老孝子 瀧を汲の図
自由記入欄
同様の伝説は山梨県などにもあり、山梨の作品は「容斎歴史画譜 第六 孝子小佐治瀧水ヲ酌ム図」公文蔵である。
史料分類
絵画