英山(菊川 英山)
〈山姥・金太郎〉
(1804-1830)
資料名1
〈山姥・金太郎〉
史料名1よみ
やまうば・きんたろう
史料名Roma1
yamaubakintarou
絵師・著者名
英山(菊川 英山)
Creator
落款等備考
英山筆
板元・製作者
制作年和暦
制作年西暦
1804-1830
書誌解題
資料名1
〈山姥・金太郎〉
資料名2
史料名1よみ
やまうば・きんたろう
史料名2よみ
史料名Roma1
yamaubakintarou
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
〈山姥・金太郎〉
絵師・著者名
英山(菊川 英山)
絵師・著作者名よみ
えいざん  (きくかわ えいざん)
Creator
管理No.
00000427
管理No.枝番号
落款等備考
英山筆
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
制作年西暦
1804-1830
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
金太郎絵 母子絵
内容3
金太郎 山姥 母と子 育児(学習) 兎 ウサギ 読書
テーマ
浮世絵に数多く登場する「山姥と金太郎」であるが、多くは金太郎が熊などと相撲を取ったり、力比べをする場面なのに対し、ここでは母(山姥)の指導で、紙双紙を読んでいる。文化文政期は、赤本を継承したさまざまな子ども用の昔話絵本(絵双紙)が刊行されており、識字力も高まってきた。この場面にはそれらが見事に反映されている。
具体物
ここは足柄山の山中である。渓流のそばに松の古木が枝を伸ばす下で、金太郎が寝そべって絵双紙を読んでいる。その本をうさぎものぞき込んでおり、側からは母(山姥)が見守っている。母も絵双紙を手にしており、読書を楽しんでいたようだ。母の背後には、まさかりが松に立てかけてある。
Comments
位置づけ
金太郎といえば力持ちで、相撲を取るなど体力を鍛える場面が多く描かれてきたが、英山は一ひねりして読書に取り組ませている。これも文化文政ならではの風潮を反映したもので貴重だ。
讃・画中文字
自由記入欄
寸法は横大判だが、天地がカットされたのか、やや横長になっている。
史料分類
絵画