一勇斎 國芳(歌川 国芳)
源氏雲浮世画合 早蕨
弘化3年 (1846)
資料名1
源氏雲浮世画合 早蕨
史料名1よみ
げんじくもうきよえあわせ
史料名Roma1
genjigumoukiyoeawase
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎國芳画
板元・製作者
制作年和暦
弘化3年
制作年西暦
1846
書誌解題
資料名1
源氏雲浮世画合 早蕨
資料名2
史料名1よみ
げんじくもうきよえあわせ
史料名2よみ
史料名Roma1
genjigumoukiyoeawase
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
源氏雲浮世画合
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし  (いちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00000449
管理No.枝番号
落款等備考
一勇斎國芳画
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
弘化3年
制作年西暦
1846
制作年月
弘化3年10月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
名主1 版元印
印章内容
村田
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵・こま絵
内容2
母子絵 源氏絵
内容3
源氏物語(見立) 育児(躾) 政岡 千松・早蕨 
テーマ
源氏物語にちなんだ揃物で、上部には源氏物語の巻物を開げ、各帖の題と
和歌を入れ、こま絵にしている。下には、各帖の題に関連した歴史物語絵を
描き、解説をつけてある。本品は第四十八帖の早蕨で、本絵は伊達騒動の
毒味の場面である。
具体物
こま絵は、芽を出したばかりの蕨「早蕨」の絵と和歌。(亡き大君を偲んで中君が
よんだ歌)本絵は、歌舞伎や人形浄瑠璃でおなじみの伊達騒動に登場する
忠義の乳母政岡と、その子千松である。今しも、蕨菓子を食べようとしているのが
千松で、背後では母の政岡が歯を食いしばって見詰めている。この菓子は、幼君
亀千代の毒殺をねらって贈られたもので、政岡は我が子に毒味をさせているのだ。
解説文には、蕨、蕨餅、蕨宿、蕨粘など、蕨の豆知識が記されている。
Comments
位置づけ
源氏物語の早蕨にちなんで、仙台藩伊達騒動の名場面、さらには蕨に関する
豆知識も織り込んであり、情報量の多い作品。また、源氏物語や伊達騒動の
庶民への普及ぶりもうかがえる。
讃・画中文字
早蕨
この春は 誰にか見せん なき人の
かたみに つめる みねの さわらび

(中城正堯氏翻刻)
自由記入欄
史料分類
絵画