哥麿(喜多川 歌麿)
<夢にうなされる子どもと母/美人と夢みる子供>
寛政12年~享和元年頃 (1800-01)
資料名1
<夢にうなされる子どもと母/美人と夢みる子供>
史料名1よみ
ゆめにうなされるこどもとはは
史料名Roma1
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
Creator
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
近江屋権九郎
制作年和暦
寛政12年~享和元年頃
制作年西暦
1800-01
書誌解題
資料名1
<夢にうなされる子どもと母/美人と夢みる子供>
資料名2
史料名1よみ
ゆめにうなされるこどもとはは
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
<夢にうなされる子どもと母/美人と夢みる子供>
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
絵師・著作者名よみ
うたまろ  (きたがわ うたまろ)
Creator
管理No.
00000471
管理No.枝番号
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
近江屋権九郎
彫摺師
制作年和暦
寛政12年~享和元年頃
制作年西暦
1800-01
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
版元印
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
母子絵
内容3
母と子 子育て 夢(化け物) 
テーマ
母の我が子への気づかいあふれる育児情景。
具体物
哥麿は、美人の顔面を大きく描いた「美人大首絵」で、寛政初年には浮世絵界の
頂点に立ったが、幕府の禁令もあり、寛政後期からは町人の日常生活の中の
母子や、山姥と金太郎を多く手がけるようになった。
この作品は、お化けの夢を見てうなされる子を、幌蚊帳を上げてやさしく見守る
母の図であるが、目を固く閉じ、口をへの字にまげてこわがる子どもの表情が
見事だ。歌麿の母子絵は、多くが母を中心にしているが、これは子どもにウェイト
を置いている。吹き出しのお化けの挙動も面白く
「またばんにうなしてやらふ」「おふくろがおこさねへと、もっとおどしてやるのに」
「よしよし、ばんには、おふくろにこわいゆめをみせてやらふ」と
首長や一つ目小僧が捨てぜりふを残して去っていく。
幌蚊帳は、竹の骨に麻織を張った子ども用の折り畳み式蚊帳で、京阪では
芋虫と呼ばれた。歌麿には、幌蚊帳の中で授乳する母子を描いた作品もある。
Comments
位置づけ
母と子の日常生活の一こまを表情豊かに描いた歌麿らしい母子絵。
讃・画中文字
夢にうなされる子どもと母
「またばんにうなしてやらふ」
「おふくろがおこさねへと、もつとおどしてやるのに」
「よし  、ばんには、おふくろにこわいゆめをみせてやらふ」
歌麿筆( 「山形に本」の商標)近江屋

(小泉吉永氏翻刻)
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史料分類
絵画