國周(歌川 国周)
沖津凪白浪双六〈おきつしらなミすごろく〉
明治初期 (1865)
資料名1
沖津凪白浪双六〈おきつしらなミすごろく〉
史料名1よみ
おきつなぎしらなみすごろく
史料名Roma1
okitsunagishiranamisugoroku
絵師・著者名
國周(歌川 国周)
Creator
落款等備考
國周画
板元・製作者
平野屋新蔵
制作年和暦
明治初期
制作年西暦
1865
書誌解題
資料名1
沖津凪白浪双六〈おきつしらなミすごろく〉
資料名2
史料名1よみ
おきつなぎしらなみすごろく
史料名2よみ
史料名Roma1
okitsunagishiranamisugoroku
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
沖津凪白浪双六
絵師・著者名
國周(歌川 国周)
絵師・著作者名よみ
くにちか  (うたがわ くにちか)
Creator
管理No.
00000498
管理No.枝番号
落款等備考
國周画
板元・製作者
平野屋新蔵
彫摺師
制作年和暦
明治初期
制作年西暦
1865
制作年月
書誌解題
判型・形態
丈長奉書
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
ゲーム 役者絵
内容3
双六 白浪五人男
テーマ
文久2年(1862)に江戸市村座で初演され大評判となった「青砥稿花彩紅画
(あおとぞうしはなのにしきえ)」(河竹黙阿弥作)をテーマとする絵双六である。
枡目を使いず、名場面を大画面いっぱいに描いた所に特色がある。
具体物
「ふり出し」は下部中央の波にただよう巻物で、ここに記された六つの人物から
さまざまな人物を経て「上り」に至る。しかし本品は、絵双六としてゲームを
楽しむより、これから上演される「白波五人男」(通称)の波瀾万丈のストーリーと
豪華絢爛の舞台を予想して絵自体を楽しんだと思われる。
Comments
位置づけ
芝居双六を中心に大型版画の最高の絵師とされる國周の傑作である。
大画面を駒割りにせずに、一枚の名場面としてまとめ、二十数名の役者を
登場させている。子ども対象ではないが、絵双六の代表作の一つで
幕末・明治の人気作品である。
讃・画中文字
自由記入欄
遊び方「飛び双六」

・國周は同じ版元平野屋新蔵から、慶応1年に「見立白波八景」という
大錦揃物を出している。

・この作品は、明治になっても人気があったと見え、明治11年には
浦野朝右衛門版で出している。
史料分類
絵画