渓斎 英泉
〈手習い草紙を持つ娘〉
天保12年 (1841)
資料名1
〈手習い草紙を持つ娘〉
史料名1よみ
てならいそうしをもつむすめ
史料名Roma1
絵師・著者名
渓斎 英泉
Creator
落款等備考
渓斎英泉画
板元・製作者
蔦屋重蔵
制作年和暦
天保12年
制作年西暦
1841
書誌解題
資料名1
〈手習い草紙を持つ娘〉
資料名2
史料名1よみ
てならいそうしをもつむすめ
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
〈手習い草紙を持つ娘〉
絵師・著者名
渓斎 英泉
絵師・著作者名よみ
えいせん  (けいさい えいせん)
Creator
管理No.
00000633
管理No.枝番号
000
落款等備考
渓斎英泉画
板元・製作者
蔦屋重蔵
彫摺師
制作年和暦
天保12年
制作年西暦
1841
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判竪2枚続
印章の有無
極 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画
内容2
美人
内容3
学ぶ 手習い 傘 舞踊「手習子」
テーマ
歌舞伎所作事(舞踊)の「手習子」を描いている。踊りは、寺子屋帰りのおませな町娘が、春の野原で道草をくって、傘や手習双紙を手に、蝶と戯れる場面だ。
具体物
竪二枚の画面いっぱいに踊り子が描かれている。右手の手習い帳には「天保丑歳 手習さうし 正月吉日」とあり、天保12年の正月から使い始めた帳面であることと、画の作成年代が読み取れる。左手では、蛇の目の傘を持っている。花柄の衣装の裾は長くて足下を隠しており、舞踊ならではだ。寺子屋通いの娘とはいえ、もう年頃で色気を感じさせる。
Comments
位置づけ
江戸後期には、江戸では娘の寺子屋通いも、おけいこ通いも一般化していた。それを反映した踊であり、浮世絵である。この踊りの人気のあったことがうかがえる。舞台での本格的な踊り場面だ。
讃・画中文字
自由記入欄
題:画中に「手習さうし」とあり、漢字では「手習双紙」ないし「手習草子」で、手習の練習帳だ。しかし、この作品は舞踊の描写であり、舞踊の題名「手習子(てならいこ)」を画の題名にしたい。
同じテーマの作品に、貞房「子供 手ならい双紙」がある。
史料分類
絵画